【感想・ネタバレ】透明な夜の香りのレビュー

あらすじ

元・書店員の一香は、古い洋館の家事手伝いのアルバイトを始める。そこでは調香師の小川朔が、幼馴染の探偵・新城とともに、客の望む「香り」を作っていた。人並み外れた嗅覚を持ち、鼻で、相手の行動パターンや健康状態を一瞬にして嗅ぎ分ける朔は、どんな香りでも作り出すことができ、それゆえ風変わりな依頼が次々と届けられる。だが、一香は朔の近くにいるうちに、彼が天才的嗅覚を持つがゆえに深い孤独を抱えていることに気づきはじめる……。直木賞作家が紡ぎだす「香り」にまつわるドラマティックな長編小説。第6回渡辺淳一文学賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ


愛着と執着の違い

嘘はにおう

初めて千早茜さんの作品を読みました

一香の過去が思っていたよりも壮絶で途中読むのが辛くなった。

でも、とても素敵で大切なお話でした。

0
2026年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初・千早茜さんでしたが、とても好きな小説だった。
登場人物も皆キャラが立っており、何より朔と一香の関係性の変化が予想できず、ページをめくる手が止まらない。
おもしろかった。
続きもすぐ読みたい。

向き合うことで癒える傷もある
傷を抱えて、受け入れて、生きていく。

0
2026年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の登場人物である若宮一香が新たに始めたアルバイトは調香師のいる古い洋館での家事手伝いだった。
天才調香師である小川朔のもとにはその腕を見込んで様々な依頼人がやってくる。
その中で登場人物の様々な心情を五感を通して感じられるような物語である。

メインの登場人物である調香師とアルバイトの朗らかな会話の中で描かれる心情や
物語を通して思い明かされる過去。それへの向き合い方が人間らしさを感じる部分でもあり、執着という言葉が刺さる場面があった。

物語の終盤で表現される愛情と執着という感情には物語全体を通しての題材だと感じるものがありました。

自身にも当てはまる執着という一感情はどのように取り扱っていけばよいか振り返る機会にもなりました。

物語の表現の仕方が香りを始め五感に訴えかけてくるような文章で構成されているので没入感があり読み応えのある物語でした。

0
2026年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

静かな物語

ただ、どんなに鼻がよくてもそこまで?という疑問が拭いきれない
そこにいつも少し引っ掛かりを持ってしまって素直に読み進められない部分はあった。
だけど、ストーリーとしては好き。
朔さんが匂いで一香は色

彼らの周りにいる人物も素敵でかけがえがない。
私にも私に合う香りを調香してほしい。

既に手元にある続編が楽しみ。

0
2026年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よかった。淡々としつつ、爽やかで、少し不穏で、ハーブの香りが漂ってくるような
どことなく危なげな一香や朔と対比するように、生命力あふれて人間らしすぎる新城のよさよ
ラストも安易に洋館戻って恋愛みたいにならず、(まずは?)友人として。ってところがまたよい。
友人にしてはもうわりとお互い深すぎるとこまで踏み込んでるけど
でも、対等な人と人同士、新たな関係いいね。

しかし一香の仕事内容、ものすごい家事スキルないと結構無理じゃない?私は無理。
家政婦と事務やってるんでしょ?
特殊な環境でハーブ名と精油の種類やら覚えるのも一苦労じゃね?
おまけに手の込んだ料理の数々…栗の渋皮煮なんて栗の皮煮てうまく剥くのに何時間かかると思ってんだ…
重曹につけるんだっけ?なんかもう2度とやりたくないって思ったんだよな…これだけでもう私は1日何もしたくなくなるね。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続編を先に読んでしまって
それに比べるとこちらの方が少し暗く重い印象。
闇というか。
ゆっくりと静かで穏やかな落ち着いた文章で
読書中は、なかなかいい時間だった。
ラストも安易でないのが好き。



以下ネタバレあらすじ備忘録

貯金も少なくなりそろそろ働かなきゃと
スーパーに掲示してあるバイトに応募。
静かで控えめで、トラウマがありそうな主人公。
洋館での面接で、匂いに敏感な家主のための
家事などの仕事。
匂いと記憶。執着と愛着。

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2026年07月11日

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