あらすじ
◎Web3時代のまったく新しい組織、「DAO」とは何か?
◎ブロックチェーン時代を先取りする起業家・次世代リーダー必読!
◎必ず来る、組織革命の未来をキャッチアップせよ!
DAO(=分散型自律組織)は、既存の会社組織や私たちの働き方を、根底から変えると言われています。
一方向の情報のやり取りだったWeb1.0から、双方向になったWeb2.0を経て、
私たちは今「Web3」の時代に入りつつあります。
Web3時代の理想が「非中央主権」の世界です。
特定のリーダーや巨大プラットフォームによらず、
みんなで意思決定を行う「分散型」の「自律」した世界です。
それを可能にしたのがブロックチェーンの技術です。
今後、ブロックチェーン技術を基盤にした、DAOをはじめ、NFTやDeFi、
そしてメタバースに至る未来は、必ず来ると著者は言います。
そこで本書は、Web3の本質やブロックチェーン技術はもちろん、
DAOの参加方法、作り方と運営方法までを徹底解説します。
本書を読めば、あなたもDAOを作り、組織革命を率いる一人になれるでしょう。
◎目次br>
Chapter. 1 今注目の「DAO」とは何か
Chapter. 2 DAOを可能にするテクノロジー
Chapter. 3 DAOの代表例
Chapter. 4 DAOへの参加方法
Chapter. 5 DAOの作り方と運営方法
Chapter. 6 DAOのメリットとリスク
Chapter. 7 DAOのさらなる可能性
◎著者略歴
Bewish Co., Ltd. 代表取締役
Reiwa Marketing Solutions Co., Ltd. 代表取締役
今話題のDAO、暗号資産、NFT、メタバース、DeFiなど、Web3系の近未来ビジネスについて学び、稼ぐことを目指すグループ「Web3総合ビジネスサロン」を主宰。
また、リアルサロンチェーン11店舗の会社とWebマーケティングを主とするIT会社を経営。リアルとWebの融合を得意としている。
現在、DAOやNFTゲーム、NFTアートのノウハウをコンテンツ化し、興味ある方々に教えている。
著書に、『30分でよくわかる!Web3の稼ぎ方!』(彩流社)、『なにがあっても潰れない 店舗経営の最強スキル2.0』(ごま書房新社)等がある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全てを理解するにはまだまだ難しそうだが、最後にあったようにデジタルネイティブな世代のためにも、大人も理解度を上げていかなければならないと感じた。
Posted by ブクログ
最近WEB3.0とDAOについてよく聞くようになりました。
WEB3.0について新しいネットワーク環境になり
それにはブロックチェーンが必要不可欠であり、
大企業に依存しない環境になります。
映画 レディプレイ◯◯◯のような世界になるかもしれません。
DAOについて
分散型自律組織では会社のようなトップダウン組織ではなくなります。
自分の意見を述べ多数決で決定することになります。そして組織としては年齢立場人種問わない組織体制で有り、組織構造に公平性が保たれます。
上記のような近未来の話になります。
この本を読んでDAOという新しい概念に共感できるのであれば、次は実際に行動してDAOに加入してみることをおすすめします。
Posted by ブクログ
よく聞くDAOについて理解するのに非常に役立った。
(引用)『通常、組織の在り方に賛同できない人は不満を抱えたり、辞めてしまったりするかもしれませんが、DAOでは全員が納得してより良い意見を出し合っていくので、今までの会社組織のような「社長に逆らえない」「上司には意見は言えない」といったことがなくなります。』
ーーーーー
日本では個の意識よりも対の意識が強いため、金銭的な利害関係があっても空気を読んだり対立を避けたりする傾向が強い。
そういった土壌の上では西洋的な会社組織における労使交渉はスムーズにいきにくい。これは会社組織の形が、西洋的な個の確立が前提となっているからのように思う。(この辺の事実に関してはまだ調べたことがない。)
上記の理由で、日本でこそDAOは有益だろう。組織に健全な労使交渉関係や業務・環境等の改善要求を伝えるにあたり、ルールが最初に定められることでお互いがコミュニティ内における人間関係を一旦棚上げした上でビジネスライクに交渉が進められるからだ。
DAOは1人1票ではなくて、1トークン1票という仕組みを採用していることが多く、この仕組みに基づくとトークンをたくさん持っている人ほど、DAOの運営に関してより多くの意思決定ができることが考えられる、という。
(引用)『この場合、保有するトークンの価値を保ちたいがためにプロジェクトに留まるという、良い意思決定が行われる仕組みになっているところがDAOの優れた部分です。』
ーーーーーーーーー
気になる点としては、結局先行者利益や、既得権益的な構図に陥ってしまい、後からの参加者が覆せないほどの格差が生まれてしまうのではという懸念。
平等性を考えるならば、1人1票にした方が良いのではないか。と思う。
ただ、逆に、最初に参加したヘビーユーザーや古参にとっては、新規参加者によって自分が関わってきた貢献度や歴史などが容易に棄損されてしまう、覆されてしまうという点は、愛着やモチベーションのようなものを失わせてしまうとも考えられる。
どちらか一方を取るとバランスが崩れそうだ。
もし解決する方法があるとすれば、資本主義の悪い点のように、持っているトークン量によってさらにトークン量を増やす構図には決してないようにすること、つまりあくまで貢献度合いの多寡によってトークン量が決まるような仕組みづくり。
さらに、基準となる一定量の、現実的に誰もが保有し得る程度のトークン量を持つものはステーキング可能な仕組み、
そして、トランプゲーム「大富豪」における「革命」や現実世界における災害や戦争のように、ランダムに既存の体制がリセットされる仕組みも盛り込みたい。
トークン量が少なくても、ランダムにトークン量が多い既存ユーザを差し置いてのし上がることが出来る、ある意味「アメリカンドリーム」に近い仕組みがあると、宝くじのように多くの人が参加するではないだろうか。
Posted by ブクログ
うーん、まだ本質的なところの理解が不十分だ。
NFTとT-pointは利用者にとって何が違うのだろう?
また、多数決で決まったモノゴトの責任は誰が取るのだろう?