【感想・ネタバレ】“承認欲求”、捨ててみたのレビュー

あらすじ

・いつも他人の目や空気ばかりを気にしてしまう ・マウントを取った取られたなど他者との優劣が気になる ・自分はHSP(繊細さん)ではないかと思うことがある ・ひとからの評価がすごく気になる …そんな、毎日をびくびくおどおどを生きている人生におさらばしたい人へ。9つのステップで、生きづらい自分から、知らなかった世界へ飛び出せます

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 承認欲求は、なかなか厄介なものです。
若い頃は、嫌と言うほど感じていました。
嫌な後味の残る承認欲求は、排除しようと努めたつもりですが、簡単ではないですね。 老後は、プライドなんて捨てちゃって、心穏やかに過ごしたいという、ささやかな⁈想いしかないのですが。 ままならないものです。
・・・なので、読んでみました。

 本文に、『プラスの承認欲求、マイナスの承認欲求』、『前向きな承認欲求は健全』とあります。 問題なのは、『承認欲求の肥大化』のようです。
 このことを踏まえて、
『「自分の人生」を取り戻すために、大きく言うと、次の2つのステップが必要です。
一つは①承認欲求を捨てる。・・・
②自分の内側の深いところ、内臓感覚とつながり直す。』

 この『内臓感覚を取り戻す』の説明は、とてもわかりやすく、体感として理解でしました。

 そして、次の内容にも共感しました。
 『人間は自然に普通に生きているだけではだめで、それまでの人生の流れからいったん離脱して、徹底的な「自己改革」を行う必要がある』

 『傷つかずに誰かを愛したり、傷つかずに人生を豊かにしたいというのは、虫がよすぎる』
ごもっともでございます!と、ひれ伏したい想いです。

 また、『承認欲求に振り回されている、こんな人たち』では、SNS系、マウントとられた系、傷つき回避系、疎外系、組織での報われない系、自己否定系、愛し・愛され苦手系など、多くのパターンを紹介しています。

 そして、メインの『9ステップ式自己改革プログラム』は、ステップ毎のワークを時間をかけて、地道にやって行くと成果がでると感じました。
 我流ではありますが、同じようなワーク経験があり、嬉しくなりました。

 著書の言う『絶対肯定の境地』がどんな世界なのか、わたしも体感してみたくなりました。

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2024年09月02日

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