あらすじ
江夏冬子は二十九歳、東大法卒、スタイル抜群の美人。そして京都府警の捜査一課への新任検視官でもある。着任の翌日、早速、事件が起きた。密室の勉強部屋で中学三年生の女の子が死んでいたのだ。外傷ナシで死因は不明。現場に急行した冬子はたちまち、少女が妊娠三、四カ月で、首を絞められて殺されたことを見破り、才女をケムたがっていた橋口部長刑事を驚かせる。事件を解決するごとに、冬子と橋口はいいコンビに成長して行く。ミステリの女王によるみごとな推理八連作!
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江夏冬子シリーズ第1作
僕は阪神淡路大震災の直後にこの推理小説を読みました。何と言いましても1作目の「少女は密室で死んだ」のインパクトが強烈でした。主人公の江夏冬子が殺人事件の被害者の女の子の妊娠に気づいて彼女のクラスメートでボーイフレンドの「沖田賢一」と言う真犯人を見つけたと言うあらすじが素晴らしかったです。また、「溺れた女」の「被害者女性が全裸で発見され、同居する小学生の女の子が真犯人だった」と言うあらすじも素晴らしかったです。