あらすじ
皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。
市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。
「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人狼王イヴァンの元に嫁ぐこと」
身勝手な勅命を最初は断るものの、育ての母の病気を治すことを条件に引き受けることに。
しかし恐々としながら嫁いでみれば、超絶美形の夫は特に恐ろしいことをしてくるでもなく、周囲の人狼たちも良いひとばかりだった。
しかもエルネスタの庶民根性は、少数民族である人狼族にばっちりフィット。市井で培った明るさと根性が役に立ち、最初は壁のあった彼らとも打ち解けていくことに。
やがて周囲から敬愛される王妃となるのだが、身代わりであるエルネスタはきちんとわきまえていた。
これは双子の姉が連れ戻されれば終わる仮初めの立場なのだから、彼らの好意に甘える気なんてない。
それなのに、なんだか最近人狼陛下との距離が近いのですが……?
感情タグBEST3
描写が心地よいです
かなり無茶苦茶な企みではありますが、1巻のうちは何とか押し通せています。
登場人物が個性豊かで、何よりヒロインが一生懸命で可愛い!
早く続きが読みたいです。
脇役もとても魅力的!
主人公たちはもちろん、脇役も魅力的なキャラばかり。
小説家になろう!で読んだ時からクデラ将軍が好きだったので、書籍書き下ろしがクデラ・ルージェナの馴れ初めで嬉しいです。
ジョージア研究者の知人がいるので、ハチャプリ等が出てきて目を見張りました。
次回の書き下ろしも楽しみです。
続きものです。
絶対続くのはっきりしてるのだから1と打てばいいのに...。
内容はタイトルそのまま。訳あって市井で育った王族の姫(話中では全くの民間人扱い)が、
自国の王家(本来の意味で実家)の思惑で亜人の国の王族に嫁がなければならなくなるのだけど、
期間限定、の前提で仮嫁入り(本人的には)してるので、ちょっと「デモデモダッテ」的な思考や
要素があって今のところ不安定。でも持ち前の前向きな性格と常識で奮闘して、仮嫁入りモード
のはずなのに相手国の主要キャラ達に好かれていってしまう、と言う話がこの巻のストーリー。
私個人の良いか悪いかの判断基準である「キャラの内心ばかりと作者の感想文」ではないので、
ちゃんと読み応えはあるし、続巻も話の展開に期待が持てます。
挿絵のヒロイン女子がもう少し美人に描けてると尚いいんだけどなあ...男性キャラは
ちゃんと男らしくていいと思うのだけど。
Posted by ブクログ
イラストとストーリーの雰囲気一緒、合ってます。
毎回思います。終わらないなら何故1と付けてくれないのか?
読み進めてページが減るのにストーリーは広がるばかり、終わらないなぁ続くのかなぁ、がっくりです。