あらすじ
あなたは、「時間をうまく使う人」? それとも「時間に追われる人」?
いつも仕事に追われている」、
「本当にやりたいことのための時間がない」
「やるべきこと」に追われ、忙しい毎日に流されていると、
ストレスばかりが溜まり、目指す自分の姿、理想の未来にはたどりつくことができません。
タイムマネジメントは、セルフマネジメントです。
自分で納得できる時間の使い方に変えていくことで、自分の動き方や成果、心・体の状態など、様々なものが変わります。
自分の価値観に沿った時間の使い方であれば、たとえ忙しくても満足度の高い時間を過ごすことができます。
本書は、ただ時短をしてすべての効率化を目指そうというものではありません。
タイムマネジメント コーチとして、時間の使い方に悩む多くのクライアントの課題を解決してきた著者が、
忙しさによる焦りや不安といったストレスから抜け出すためのコツから、時間の「質」の上げ方、
自分らしく豊かな人生を送るための考え方まで、
様々な視点から時間の使い方を解説します。
見開き2ページ・50項目構成で読みやすく、
「うまく使う人」の習慣と「追われる人」の習慣の比較で、今の状態を振り返りながら、
良い習慣を実践に取り入れやすい内容になっています。
「日々時間に追われている」と感じている方は、
ぜひ、本書をヒントに自分らしく、充実を感じられる時間の使い方をしていただければと思います。
■目次
1章 思考編
2章 スケジュール管理編
3章 ムダとり・時短編
4章 効率アップ編
5章 環境・仕組みづくり編
6章 メンタル編
7章 人生編
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「時間の使い方は、命の使い方」なので、もっと密度の高い時間を過ごすために手を取った1冊。
タイムマネジメントコーチである著者が、効率的な時間の使い方や時間の質の上げ方などを解説している。
コーチとして15年間実績をつみ、様々なビジネスパーソンを見てきた中での内容をまとめてくれているので、非常に勉強になる内容が多かった。
時間をうまく使うためのマインドから始まり、テクニックも様々なものを紹介している。
特に気に入ったのが、冒頭にも書いた「時間の使い方は、命の使い方」というフレーズ。
これを心に刻んでおけば、無駄な時間を過ごさなくなると思う。
他にも、「週末に振り返りを行う」「集中力が高まるルーティンを作る」「1日のテンプレートをもつ」など取り入れたい内容はたくさんあった。
様々な誘惑が多く、時間に追われがちな現代人にとって、どのような時間を過ごしていくかで人生は大きく変わる。
ぜひとも、忙しく過ごしている皆さんに読んでほしい1冊。
Posted by ブクログ
時間をうまく使う人は、「早めに」「謙虚に」「明確に」人に頼む。
私は人に頼む際に必要以上に気を遣ってしまい、結局一人で抱えて許容量こえて自滅してしまうことがあるため3つの「」は意識して仕事したい、しようと思った。
常日頃、時間に流されたり、急用ができたりと受け身になることはあるが、大事なのは自分がやりたいこと(趣味、資格勉強など)をするための時間を作ること
時間があったらやるではなく、毎朝の15分は本を読むと決めてしまうなど、時間をうまく使うための具体例がいくつも紹介されているため、まずは1つ取り入れていきたい。
Posted by ブクログ
2章 スケジュール管理
・時間の使い方を可視化する
15分単位で1日を記録して、メタ認知する
→不要な時間を省き、主体的な時間作る
・経験学習モデル
経験をじぶんの血肉となる学びに変えれる
1. 具体的経験:振り返る
2. 省察観察:多様な観点から内省
3. 抽象的概念化:抽象化し、凡庸性を持つ学び・ルール化
4. 能動的実験:学びを試す
・見積もりの精度を上げる
時間の見積もりは楽観バイアスが入るので、1.3~1.5倍見込む
・重要なものから着手する
感情で決めない
・スケジュールにバッファーいれる
・スケジュールは流動的なもの、順調に進んだ場合を前提として作ってるだけ
3章 ムダ取り・時短
・ゴールから逆算し、時間見積もりなどしてから取り掛かる
・スキマ時間にやることを事前に決めておく
⚠️過剰品質の仕事をしない
←気が済むまでやらない。
・早く始めて早く終わらせる
←助走を短くする。逃避行動減らすためにスモールステップにする
4章 効率アップ編
・期限を決めて集中(タイムプレッシャー効果)
人は時間があるだけ使う(パーキンソンの法則)
・1日のテンプレを作り、考える手間を減らす=無駄な意志力を使わない様にする
・家事で気分転換する
雑務にしない
6.メンタル
・自分の傾向を理解する
完璧主義: どこまで終われば良いかの基準や、時間を事前に決めておく
自分の傾向似合わせて時間の使い方をする