【感想・ネタバレ】きまぐれ博物誌・続のレビュー

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Posted by ブクログ

「きまぐれ博物誌・続」5

著者 星新一
出版 角川文庫

p125より引用
“批評家がいかにほめ、
世の多くの読者がさわいだ作品であっても、
私の好みにあわなければ、
それは確実につまらない作品なのだ。”

SF作家でショートショートの代名詞とも言える著者による、
エッセイ集。
著者の子どもの頃の思い出から未来の予測まで、
ピリリと辛辣な意見を交えて書かれています。

上記の引用は、
著者若かりし頃に貸し雑誌を読み倒した時、
つまらない作品をよんでの確認の一文。
世の中のあらゆるものに関して、
この一言で片付けてしまうことが出来るような気がします。
しかし、
好みの物ばかり自分の中に取り入れていては、
あまりにも偏った自分が出来上がってしましそうです。
つまらないものでもあえて取り入れることによって、
自分の好みの物をより楽しく、
面白く味わえるのではないでしょうか。

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0
2012年07月15日

Posted by ブクログ

きまぐれ博物誌に続いて購入した一冊。星新一作品はどれもすごく好きだから、その著者の人生や頭の中を覗けるのはすごく貴重だと思う。看板、アメリカ一齣漫画、コンピューターと技術の進歩、教育、SF短編など著者がキーワードとしている言葉(当時のみかもしれないが)は繰り返し出てくるし、星新一本人に近づけた気がして一ファンとして面白かった。

0
2018年10月31日

Posted by ブクログ

SF作家の想像力はやっぱりすごいなあ、と改めて驚く
当時は、来たる未来であった現代にほとんど近い分析もそこかしこに
コンピュータの暴走を危惧する件りが何回か出てくるが、今のところその心配はなさそう…
なんて思っているうちに、そんなニュースが流れ出すんだろうか

0
2014年06月16日

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