あらすじ
「その瞳を隠すなんてもったいない。君はとても綺麗だ」
虐げられつづけた令嬢が、愛を知って幸せになるまでの物語――。
“ある能力”と瞳の色のせいで家族から「魔女」と蔑まされ、牢の中で幼少期を過ごしたセーラ。
戦地での道具として売られ、売られた先でも忌み嫌われる日々に「悲しい」と思う気持ちさえも失っていた。
終戦後、自分の命がどうなるのかもわからない中で、敵対国の公爵・アルバートに出会う。
「君の身柄は我が公爵家で預かることが決定した」
また利用される…そう思っていたのに、用意されていたのは
綺麗な洋服とあたたかい部屋、そして「ここでは自由にしていい」という優しい言葉だった。
なぜこの人はこんなに良くしてくれるんだろう……。
アルバートからの優しさには、ある理由があって――?
※この作品は『PRIMO Vol.23』に収録されています。重複購入にご注意下さい。
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匿名
頑張れセーラ
セーラが少しずつ少しずつ…人としての幸せを経験していくのを応援したい。
それにはアルバートが欠かせない存在だけどセーラ自身が自分でも出来ることを模索しながら歩き始めるのが良いなと感じます。
それでもお約束の様なお茶会でのイビリ。
レイラはアルバートに恋しているからポッ出のと女性で、しかも魔女なんて絶対に認めないでしょう。
これから数々のいじめがあるのかなと心配になります。
まだ頼りないけどセーラに頑張って欲しい。
レイラ
セーラがアルバートとデートしていたときに出会った伯爵令嬢のレイラから彼女にお茶会の誘いが届きました。彼女に対する牽制のようです。アルバートは彼女に無理に行かなくてもいいと言ってくれましたが、彼女は行くと言いました。アルバートは心配なので、付き添いにエマを付けました。案の定お茶会の場に行ってみると、扱いは酷いものでした。彼女はこのピンチをどう切り抜けるのでしょうか?