【感想・ネタバレ】教室の正義 闇からの声のレビュー

あらすじ

〈この学級に正義はあるか!〉文部科学省発行の「心のノート」にこう書いてあるのを読んだ中学生の辰夫は、クラスメイトのカンニングを告発した。辰夫の行動は、たまたま取材に来ていた新聞に取り上げられ、辰夫の通う中学は一躍有名になった。しかし――。閉塞感が高まり続ける学校教育、公平な報道をしないマスコミ、そして他国の戦争に加担する政治家たち。現代日本の危機に一石を投じる衝撃の作品集!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

社会派小説5編。
終夜運転:広島の爆弾投下の数日前の話と現代とが錯綜する。
紙の砦:内部告発を封殺する報道の体質。
教室の正義:正義は人のためであって,架空の決まり事のためではないという教訓。
大人の時間:国際社会で認められる人は,日本国内ではいじめにあうという未だになくならない話。
免罪符:「天使の代理人」という架空の話と現実の事件との関係を問う。

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2011年08月07日

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