あらすじ
自分がいやな人間だってことはもうわかってんの。わかってんのに直せないんだからダメな人間だってことも――。そう思っている片岡泉は、本人の自覚に反して出会う人に鮮やかな印象を残していく。小学生時代を知る近所の大学生も、中学の友だちも、アルバイト先の店長も、喧嘩別れした元カレも――誰もが後から、あの正直さに背中を押されていたことに気づくのだ。欠点だらけの「泉ちゃん」が巻き起こす、素晴らしき出会いの物語。
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Posted by ブクログ
泉のような友達が欲しいと思った。
ちょっと抜けてる感じも、
いとこの修くんを溺愛してるとこも、
懐っこい感じも、
おばあちゃんが大好きなとこも、
焼肉屋が好きになった経緯も(笑)
泉がおばあちゃんと住んだ時の年齢が、
今の自分と同じ事に少しショックを受けた。
自分には可愛い孫は居ないから(涙)
・陣痛で死んじゃわない?
・思い出せませんよ
・泉子(笑) 最高。
Posted by ブクログ
「泉ちゃん」という一人の女の子の小学3年生から33歳までの人生が、前半は当時一緒に過ごしていた友人・知人の目線で、後輩は本人の目線で語られています。
まず、一話目(小学3年生)と二話目(中学1年生)で泉ちゃんの口調や性格がガラッと変わっていてビックリ。これは物語の語り手が、一話目では13歳も年上の近所のお姉さん、二話目では同級生という、本人との関連性によるものか、一話目で少しだけ語られる彼女の複雑な生い立ちによるものか…
年齢が上がるにつれ、「泉ちゃんってもしかして結構ワガママなのでは?」とか「かなりひねくれた性格なのでは?」という疑念が浮かんできます。考え方や価値観がブレないところはかっこいいけど、かなり個性的でちょっと厄介な人かも」という印象。
でも、後半になって語り手が本人になると、その性格に影響を与えた出来事やその時に本人の思いがわかって、彼女の欠点が愛おしくなりました。
実は物語の中に出てくる郵便屋さんのシリーズの番外編であることを後から知りました。でも、そのシリーズを読んでいなくても十分に楽しめます。次は郵便屋さんシリーズも読んでみたいです。