あらすじ
恋した人は強くて、静かで、そして凛々しい騎士――。亡国の王女として軟禁されたミカエラは、監視役の騎士イヴァンと共に過ごすうち、秘められた優しさに惹かれてしまう。憎むべき仇の娘なのに、なぜ大切にしてくれるの? 片思いだと知りながら、想いを抑えきれない。私は旧王族として処刑される運命。これは幸せになれない恋。しかし彼との政略結婚の話が持ち上がって……。
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Posted by ブクログ
物語の3/4は16歳の王女様が、私は王族として責任を…、罰して、処刑してとドMな陶酔がうっとうしい。16歳がでかくて無口な36歳おじさん騎士に何故恋するのか?(隣国のクライヴ国王の方が、ヒネリも入っていい男)★3ね、とか思っていたら、残りの1/4が良かった。何にも知らない16歳を36歳が、ベッドで腰が立たなくなるまであれやこれや…甘々。いや~楽しかった、プラス1。
クライヴ国王のスピンオフもあれば楽しそうですね。
Posted by ブクログ
文章はよいのですが、接続詞(?)の使い回しになかなか特徴がある方なので、きちんとした文以外は苦手だというかたにはおすすめできません。
お話は、そういう趣旨の小説だと思って読めば非常に楽しめますが、普通の小説のつもりで読むといろいろ違和感が。
自分は楽しめる派なのですが、2ページに一回のペースで「だって」がでてきてしまうのと文章にくどい部分があるのが少し読みにくかったので星3
Posted by ブクログ
狂った王によって戦争が引き起こされ、残された第三王女のミカエラと、主君を殺された騎士であるイヴァン。どう考えてもうまくいくはずがない設定なのに、王のせいだと、いきなり友好的な態度になったのは、どうかなぁとまず思いました。
そこから、誰も望んでいないのに、責任を取るから処刑してと繰り返すミカエラには、ちょっとしつこいなぁって思いましたけど、「死んじゃう」とか言ってるミカエラに「死なねえよ」とイヴァンが返答してたり、初夜のあとの食卓で話すことではない話を自分からふって、墓穴を掘ってたりと、後半は、ちょっとだけ面白くなりました。
ただ、イラストのイヴァンが怖いです。
目が怖くて、かっこいいと思えなかったのは残念。