あらすじ
社会人カップルの勝男と鮎美。
大学時代から続いた交際は6年目を迎えようとしていた。
同棲生活にも慣れ、そろそろ次の段階へ…と考えていた勝男だったが、そんな彼に訪れた、突然の転機とは……!?
慣れないながらに作る料理を通して、今までの「あたりまえ」を見つめなおす、第26回手塚治虫文化賞・新生賞受賞作家、谷口菜津子の最新作!
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勝男の心の中の考えは相変わらず偏見に満ちているんだけど、それを不用意に口にしないように努めているし、後輩ちゃんの価値観も受け入れてあげている!
という、素早い成長が気持ち良いです。
モツは臭いが
カシラって頬肉ってことは、そこまでモツっぽさ無いな。
口も消化器ではあるが、タンはモツっぽさあるけど頬肉だもの。
甘い酒とは合わなさそうだけどな、モツ。
つまみに甘いものよりは良いのか?
今回は若手女性社員と少し打ち解けたようで。
お互い言っても聞かないだろうと固定概念があったけど、それがなくなれば歩み寄れそう。
匿名
3
南川あみなは入社一年目の女性会社員。
仕事にも慣れてきた彼女だが一人だけ苦手な先輩がいた。
その人は海老原勝男、通称海老カツと呼んでいる男性社員で男尊女卑や家父長制に染まった思考で人にアドバイスしてくるのがあみなにとってはとても苦手な人に分類されるのだった。
今回の飲み会でもマッチングアプリでの出会いについて批判していた海老カツだが結婚願望のないあみなは気軽に相手に出会えることもあり便利なツールだと思っているだけに彼が本当に無理だった。
しかし注意したところで海老カツは変わらないだろうとあきらめているため彼の言動はスルーしているあみな。
好きなもつ焼きとコークハイさえあればオッケーというあみなだが行きつけの店について海老カツに言ってしまったため店でばったり会ってしまい…。