あらすじ
「Qアノン」、新型コロナ生物兵器説、自然食、イルミナティ、そして爬虫類系宇宙人による人類の支配。政治的影響力を持つまでに至った陰謀論と、その背景にあるとされるスピリチュアルな世界観。この2つをともに論じることを可能にする注目の視座「コンスピリチュアリティ」を日本で初めて紹介した論集。気鋭のライターから西洋オカルティズム研究の大家まで、多彩な執筆陣が明らかにする陰謀論の最前線。
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Posted by ブクログ
コンスピリチュアリティの定義と成立,神真都Qと参政党の変化,コンスピリチュアリティの統計,キリスト教との関連,国ごとのスピリチュアリティの違い,など様々な論考を収録。
Posted by ブクログ
古今東西のオカルト・スピリチュアル・陰謀論について学術的に研究している人たちのマニアックかつ考えさせられる論集。
陰謀論についての研究が学問の枠組みや民主主義への問いかけにつながるという最後の対談はなるほどと思わされた。
Posted by ブクログ
《カルト好きは読んでもいいけど…》
陰謀論やスピリチュアリズムなどを体系化して解説・展開した本。このジャンルの分析の前例はあまりなく、呼んでいて興味深い。ただ、やはり思想面で中立な文章があったりなかったりしている。オムニバス形式で様々な事案を分析しているのは面白い。