【感想・ネタバレ】最後の愛人のレビュー

あらすじ

24歳の愛人・さくら。お前は俺の最後の女だ――。私は自分の娘よりも10歳も若いキャバクラ嬢・さくらを愛した。彼女こそ、私が永遠に愛し続ける女の容姿の原形だった。しかしながら、70歳を越えた私のペニスはすっかり萎え切って、完全なるインポであり……。そんなある日、突然、さくらが死んだ。「先生ごめんなさい。先生を愛してました」そんな遺書をのこして、24歳の若さで自殺を遂げた――。なぜなんだ――残された72歳の作家がつづる慟哭と愛惜の日々。

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Posted by ブクログ

70の老境にて愛した、最後の愛人さくら自殺後、その切々としたさびしさを団先生が赤裸々に語った本。
いわゆるSMポルノ作家の団先生だけども、まあこの随筆はなかなか、涙します。
とはいえ、なんていうか、終わり二編は見ていて切ないというよりわびしいというか空しいというか、そんな気持ちでしたが。でもこれ読んで、「美少年」が実話ではなさそうだと分かってホッとした。え?早合点しすぎ?

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2009年10月04日

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