【感想・ネタバレ】だめだこりゃのレビュー

あらすじ

2005年3月で1周忌を迎えた、いかりや長介の自伝。音楽は四流、笑いは素人。それがドリフターズだった。東京の下町に生まれ、バンドマン生活を経て、ドリフターズに加わったいきさつ。お化け番組「全員集合」の陰でネタ作りに追われた日々と、メンバーの知られざる素顔。そして、「踊る大捜査線」の大ヒットまで。豪快半生と秘話の数々。

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感情タグBEST3

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あのいかりや長介さんの声が聞けなくなって何年たつのか…その間にメンバー達もリーダーの側にいくかたたちも…
今でも、私にとっての愛すべき笑いの師匠はドリフターズ!

日々…だめだこりゃ、だから、もういっちょ〜

ぜひ〜

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2023年04月08日

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いかりや長介氏の自伝。荒井注さんの死をきっかけに今まで書く気が無かった自らの記憶を活字にすること決心したとのこと。読んで思うのは、人生何がチャンスになるかわからないということ。大抵の人は、それが大きなチャンスだとしても、目の前を通り過ぎたそれに気付くことなく生きてしまうことなんだろうということ。一握りの人が幸運にもそのチャンスを知ってか知らずか手にするのだろうな。

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2014年03月23日

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明和電機の社長がTwitterで絶賛してたので読んでみた。
だから私はいかりや長介もドリフもほとんど知らない。小中学生の時にエンタの神様を見た世代だ。

それでもこの本はすごく刺激になった。いかりや長介ってカッコイイ人なんだな。

その死のわずか3年前に発売された、カリスマコメディアンの自伝。
それは戦前の隅田川近くの長屋の生まれではじまって、いかにも老人の昔語りだった。
なんだかんだ、ドリフターズの一員となり、お化け番組を持ち、そしてそれを辞め、俳優という第二の人生を歩む。そんな思い出話だ。

私の知らない時代の話だ。
それでも、こんなヤツがいた、こんなことがあったと語られるものから滲み出るのは、語り手本人の人柄、物事への姿勢。
それが最高にカッコイイ。
彼は、ドリフターズという日本じゅうを沸かしたグループのリーダーだったのだ。
お笑いというものを真剣に考え、メンバーひとりひとりがコントの中でどうしたら面白いのか、考えた。
そしてゆうに10年以上も、そんなことをしていた。
真剣だから周囲との軋轢もあったようだ。ひたむきに真剣だから、よく怒っていたし、同時に、謙虚さも学ぶ姿勢も、周りへのリスペクトも絶やさなかった。
読んでいて、鬼のようだと思った。仕事の鬼。
そんなんだから、「ドリフ不仲説」なんかも出たようだ。でも、そういうんじゃないと、いかりやは主張する。


「ピアノの弾けないピアニストで、荒井注という男もメンバーでしたが、残念ながら亡くなってしまいました」

本文中の、この言葉のうらにある沢山のその背景を、薄めの文庫本ひとつでひとの人生をつまみ食いして、一片を感じられるだなんて。


実生活において、彼のような大プロジェクトを成し遂げたリーダー(つまり、そういうことだ)の長話を聞いて、その背中から学ぶだなんて、そうそう機会は無いだろう。
本って、すごい。

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2013年02月04日

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大好きないかりや長介さんの自伝。米軍基地でバンド演奏をやっていた頃から、全員集合時代、晩年の俳優時代までを一通り振り返っている。荒井注さんのエピソードがたくさん書かれていて嬉しい。(荒井注のコントを生で見たこと無いんだよな~)

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2011年08月28日

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「8時だよ!全員集合」終了と「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」開始に関わるあれこれについての記述から、いかりやさんの人生観が現れている。

流れて来た機運をしっかりと掴める人なのだと思った。

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2025年02月23日

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懐古厨って言われるかもしれないけけど。
昭和〜平成前期は、全国の老若男女、本当に誰もが知っている、大スターと呼ぶに相応しい人たちがたくさんいました。運と努力する才能がないと、ブラウン管の中にいられなかった、今みたいに誰もがカジュアルに発信する側にはなれなかった時代の話。

そんな時代に冠番組を持ち、しかも毎週生放送のコント番組という恐ろしい手法で毎週視聴率30%〜50%を叩き出していたドリフターズ。
メインの冠番組がなくなっても、メンバーがほとんど亡くなった今でも、彼らを冠した特番やドラマが作られ続けている、お化けみたいなバンドです。
2025年正月には、SnowManやKAT-TUN亀梨くんなどトップアイドルも出演した「ドリフ」が放送されてびっくらしたのも記憶に新しいところ。

NHKメインで、アニメもほぼNGの我が家でしたが、土曜日8時だけは、なぜか家族で全員集合を見てました。ダミ声でメンバーを怒鳴り散らし大威張りの長さんにプンスコしていた子供時代。長さんの良さと凄さが分かるのは、はるかはるか先の、自分もだいぶ大人になってからでした。
確かに、親の立場になってあれを我が子に見せたいかと言われると苦笑するしかないんだけど(笑)子供時代、躾に厳しかった祖父母や両親含めて家族全員でドリフを見て笑ったあの時間があって、本当に良かったな、と思います。

何より、コメディアンであっても、当時のタレントさんたちはたたずまいが美しかった。太っちょや個性的な顔をウリにすることはあっても、わざとらしいおかしさやだらしなさを売りにはしなかったし、無学ではあっても、下品なことをしていても、どこか品がありました。
⋯良く言い過ぎ?
そうかもしれないけど、過去は美しいもんですよ。

本当は、もっともっと枯れきった長さんも見たかったな。志村さんや仲本さんも、コロナや事故がなかったら、今でももしかしたら5人揃ってたのかもしれないと思うと、なんかもう、すごく悔しい気持ち。

いかりや長介という一人のバンドマン、ドリフターズというコメディアンたちの歴史を通じて、もう何十年も前の、子供時代や実家の茶の間、世の中の空気まで思い出すような、そんな一冊でした。

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2025年02月03日

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この方が亡くなってからもう20年近く経っている。亡くなる前年に本書は書かれており、人生の集大成だったのかと思える。当時はかつてドリフのメンバーだった荒井注氏が亡くなって間もない頃だった。

紆余曲折あったドリフターズの結成と、地道なライブ活動からテレビで大人気になっていく過程が時に面白おかしく語られる。よく世間で言われていたように芸にはかなり厳しい人だったようだが、終始謙虚な語り口だ。

結成から半世紀以上経ったドリフターズだが、いまだに「ドリフ」の名前は見聞きする。成功の要因は長さん曰く「各メンバーの立ち位置を確立できたから」だそうだ。これからもずっと、特に「昭和」が語られる時は話題に上ることだろう。

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2023年12月07日

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長さんが亡くなって、志村けんがコロナで逝ってしまい、仲本工事が交通事故で亡くなった。そんな折、古書でしか手に入らなかったが、本書を読みたいと思った。子どもの頃に週刊誌で漫画を読んだ記憶が残っている。8時だョ!全員集合で不動のコメディアンへと駆け上っていく過程を知ることができた。俳優いかりや長介はあまり見なかったが、荒井注と志村が入れ替わったドリフだけを知る者としては、ほぼ不動のメンバーを見てきて、21世紀の今を見ていること幸いでもあり寂しくもあり。

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2023年04月04日

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ザドリフターズのメンバーであった、いかりや長介の半生を振り返った自伝本。本人曰く、ドリフがお笑いとして成功した要因に、メンバーの位置関係を確立したことだという。実際、ドリフ結成後の途中で加わった故志村けんは、かつてメンバーの一員であった新井注の役を継ぐことなく、彼独自のネタを披露した。このように、各自に備わっている個性を生かせるための環境作りが、結果として、各メンバーの特徴を目立たせて、当時の視聴者を釘付けにしたのだろう。また、いかりや長介は、すべては成り行き、偶然だったと語る。もともと、バンドの活動から、それも女にモテたかったという理由が全ての始まりであり、その活動からコメディアンへ、その後、役者へと活動場所が変わったが、興味深いことに、自分は特別な才能を持っていないと言うところである。芸能界で活躍したとき、明確な目標を持たず、他人を蹴落としても生き残ろうと思わなかった。これは今日の競争社会とは真逆の原理で、なすがままに仕事をこなしたのである。そういう意味で、個人の努力が過度に要求されて、その社会に悩む人におすすめできる本である。

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2023年01月19日

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先日『アイデンティティー』を読んで、ミステリー等の殺人シーンのある物語を読む気になれなくなったので、気分を変えるために「いかりや長介」の『だめだこりゃ』を読みました。

「いかりや長介」が「荒井注」、「ジミー時田」の死をきっかけに半生と秘話を綴ったエッセイ風の自伝です。

-----story-------------
音楽は四流、笑いは素人。
でも、それが「ドリフターズ」だった。
東京の下町に生まれ、米軍キャンプやジャズ喫茶でのバンドマン生活を経て、「ドリフターズ」に加わったいきさつ。
最長不倒のお化け番組「全員集合」の陰でネタ作りに追われた日々と、メンバーの知られざる素顔。
そして、俳優に転進してから「踊る大捜査線」の大ヒットまで。
豪快半生と秘話の数々を綴る、「いかりや長介」自伝。
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若い人にとって「いかりや長介」は『踊る大捜査線』の「和久指導員」のイメージが強いかもしれませんが、、、
私にとって「いかりや長介」といえば「ザ・ドリフターズ」、「ザ・ドリフターズ」といえば『8時だヨ!全員集合』なんですね。

子どもの頃、土曜日8時は必ず観てましたから、強く印象に残ってます。

当時、好きだったネタ、、、

「荒井注」の"ディス・イズ・ア・ペン"、

「加藤茶」の"ちょっとだけよ"、

「仲本工事」の"体操ネタ"、

「高木ブー」の"雷様"、

「志村けん」の"東村山音頭"、"カラスの勝手でしょ"、

等々のコント誕生秘話や、

芸名を酔った「ハナ肇」に命名されたこと、

等々、色んな裏話が明かされていて楽しく読めましたね。

それにしても、「ビートルズ」日本公演の前座が「ザ・ドリフターズ」で、日本武道館で初めて演奏したミュージシャンが「ザ・ドリフターズ」だなんて、驚きましたねぇ。


女にもてたいがためにバンドを始め、

バンドで笑いをとるのが好きになりコメディアンになり、

コメディアンの延長で役者になり、

そしてアカデミー賞最優秀助演男優賞の受賞ですからね、運命って、本当にわからないものです。


それにしても、、、

当時、『8時だヨ!全員集合』って、最盛期は視聴率が40%~50%だったらしいですから、本当に化け物番組ですよねぇ。

それも基本は公開生放送だったんだから、出演者の努力や緊張感は並々ならぬモノがあったでしょうね。

久しぶりに『8時だヨ!全員集合』のコントを観たくなりました。

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2022年04月10日

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何となく手に取っただけだったけど面白かった。自伝。昭和ど真ん中のエッセイって反発したいことがおおいんだけどこれはそんなことない。一生懸命働いて生きてきた人の話だった。

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2019年09月06日

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いかりや長介さんの自伝。
控えめにご自分のこと書いていらっしゃるが
ホントにすごい人なんだなぁと。

ドリフターズを牽引し続けることだけでも素晴らしいのに
その後は役者としてすごい存在感放っていたし。

ドリフのコントは様々なことが計算し尽くされていたとは驚き。
かなり行き当たりばったりで
時間に押し込めているかのように感じていたけれど
全然違った。キャラの役割分担もしっかりあってだからこそ続いけることが出来たのだろう。
やっぱり長介さんは隊長のイメージ強いなぁ。
早くに亡くなってしまったのがとっても悔やまれる。

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2017年05月17日

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ドリフターズのメンバーだった荒井注さんが2000年2月に亡くなられたことを切欠に書かれた、いかりやさんの自伝。
あとがきが書かれたのが2003年5月。そのいかりやさんが亡くなられたのが2004年3月なので、ご自分の最期が見えていた事も自伝書こうと思うに至ったのだろうと勝手に推測する。

ドリフの結成から、荒井注さんの脱退…。『全員集合』の番組終了、そしてその後のご自身の俳優業について。
幼い頃に亡くした母親、随所に出てくる父親の影響、コントを作りあげる苦労、人間関係の悩み、等々。
「8時だョ!全員集合」を、観ていた世代であれば懐かしさと共に、当時の番組の裏側を感じられる一冊。

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2016年06月05日

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最近、いろんな人の自伝を読みたい(堅い人も柔らかい人も)なぁと思っていて。その一環。
結構いろんな人が読んで登録しているのですね^ ^

この作品で、ドリフってめっちゃ知ってるのに、実はあまり知らなかったなって改めて気づいた。ドリフの中でのいかりやさんの立ち位置とかも初めて知ったし、志村けんが途中で入った経緯とかも、へぇぇ、って。バンドやってたこともへぇぇだし(読んで、今のメンバーの在り方を思い返してみたら、すべてすごい納得した)。
そして、なんか、やっぱこの時代の人たち、すごいなぁって思った。
いかりやさんとか、戦時中ももう結構大きくて、疎開を経験。そして、その後まだまだ洋楽器が珍しかったであろう時代に、楽器をやるんだ!って、熱中して、それでご飯を食べていくことを決定して、米軍駐留基地でずっと演奏してみたり。
その後かなり紆余曲折しながら売れ始め、テレビが全く当たり前ではなかった時代から、テレビに出ることとテレビとは何かを考えて売れる方法を模索したり。
今の人も、これだけ専門が細分化、また競争が激化した中でトップでいられる人、っていうのはそりゃすごいんだけど、このいかりやさんたちがすごいのとはまた少し別の理由な気がする。なんというか、サバイバル力が違うね。今の人は、なんというか、もっとスマートにすごい。

あるとき誰かに、いかりやさんは年を取ってどんどんかっこよくなる、良い年を取る人だ、と評され、いやいやそりゃない自分だって若いときにかっこよくありたかったよ、って言ってみたり。
踊る大捜査線でわくさん役をするときにそのころでさえもカメラワークを気にしてしまってうまくやれなくて不安だったとき、織田裕二がかっこ良く、僕を頼ってくれ、的なことを言ったプチエピソードまで。
いろいろ印象深かったな。
へぇぇ、って、昔の日本を見る感じで読んだ。

ご冥福をお祈りします。いかりやさん。

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2015年01月28日

Posted by ブクログ

【本の内容】
2005年3月で1周忌を迎えた、いかりや長介の自伝。

音楽は四流、笑いは素人。

それがドリフターズだった。

東京の下町に生まれ、バンドマン生活を経て、ドリフターズに加わったいきさつ。

お化け番組「全員集合」の陰でネタ作りに追われた日々と、メンバーの知られざる素顔。

そして、「踊る大捜査線」の大ヒットまで。

豪快半生と秘話の数々。

[ 目次 ]


[ POP ]
「8時だョ!全員集合」で育った世代なので、(本人が書いているかどうかはともかく)当時の裏話がとても興味深かった。

今でこそ味のあるおじさんとして認知されているが、私の中ではいまだにいばりんぼでいじめっ子のちょーさんだし、志村けんは後からドリフに入ってきたのにカトちゃんの人気をさらっていった生意気な奴のイメージのまま。

でも、(当然のことだが)素顔はそれだけではなく別の一面もあった訳だ。

インテリだった荒井注、節税に詳しい仲本工事などのエピソードも意外だった。(高木ブーのイメージは相変わらずだが、最近の活躍が誉められている!よかったね)

どろどろした暴露話ではなく、明るくさばさばと語られる芸能人生。

ちょっと綺麗にまとめ過ぎ?と思わなくもないが、とにかく面白く読めた。

[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2014年08月27日

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ネタバレ

全員集合世代ゆえに、もっと早く読んでるべきだったが…
長さん、ベースマンなんだなぁ。 ドリフメンバーのキャラクターや、コントのキモを語るそれは、リズムやアンサンブルの観点から。 また、事務所社長であり、ドリフを育てた一人である、井澤健氏の人となりも垣間見れる。

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2014年01月18日

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今考えると8時だよ全員集合ってゴールデンタイムの公開生放送だから、相当すごい。この偉業を作ったチョーさんの話はとても面白かった。メンバー固定で16年も生放送をやり続けられたのもチョーさんのリーダーシップが大きいのだろうと思った。チョーさんの人間性が伝わる暖かみのある自叙伝でした。

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2013年03月27日

Posted by ブクログ

故・いかりや長介の自伝。
ドリフ大爆笑、ドラマ「踊る大捜査線」世代の自分としては、それより古い話は逆に新鮮に感じた。
自身のやれることを精一杯やり通した彼の姿が今の時代にとおとさすら感じる。もっといろんな言葉を聞いたり活動を見たりしたかった。

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2012年09月08日

Posted by ブクログ

ザ・ドリフターズは、ある意味 我々世代のヒーロー。
読みながら懐かしい映像がよみがえってくるし、
私にはその時代の楽屋・裏側を覗き見る感じの本で、面白かった。

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2012年04月08日

Posted by ブクログ

いかりや長介さんの自叙伝

女にもてたくて始めたバンド、そしてドリフターズへの加入、
「全員集合」そして俳優としての人生の始まりだったり、
父親の存在とか。

いかりやさんの後半の人生はわたしもよく覚えていたから、
結構興味深く読ませてもらいました。

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2011年08月24日

Posted by ブクログ

 8時だよ全員集合を見ていた世代なので、とても面白かった。
 
 ドリフかひょうきん族かで人気が別れはじめた当時のことを、いかりや長介自身がそれぞれの笑いの違いを的確に分析していたのが興味深かった。

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2017年08月15日

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子供の頃ドリフターズは永遠だった。土曜日のあの爆笑できる時間は当然に存在して永遠につづくものだと思ってた。
でも、当たり前だけど、全員集合の前の人生があり、そしてその後に人生が当事者にある。どこから来てどこへ行ったのか、なぜか年寄りのこういう話を聞くのが私は大好きだ。

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2011年06月12日

Posted by ブクログ

土曜8時、当時の熱気が伝わってくる本、
大セットのコントに、ゲストと演じたミニコント、少年少女合唱団に、体操コーナー、観客の子ども達と同じく、ゲラゲラと夢中になって笑ってたあの頃を思い出した(そして今、家族でDVD見て、また一笑い)。
この本には、いかりやさんいわく四流ミュージシャンで四流コメディアンであった彼らが出会い、バンド名「ドリフターズ」のごとく時代を世相を漂いながら、各人の役割が形作られ、あの定番コントが完成していく様が綴られている。
ご尊父と荒井注さん、そして、裏方さんへの思いが感慨深い。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

お笑い好きの友人からの推薦。笑いに対する姿勢はまさに「職人」。晩年の演技に対する姿勢は謙虚そのもの。

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2022年01月13日

Posted by ブクログ

この本は、ホント読んでいて楽しかった。

「八時だヨ!全員集合」を見ていた頃のあのワクワク感が、即座によみがえってきましたね。あの平和なひと時(笑)。

バンドマンとしてのドリフターズを知っている人は、相当なドリフツーでしょう。私にとっては、100%が爆笑コントのドリフです。

クレイジーキャッツなら、多少なりとも演奏しているシーンは見たことがあったし、演奏のテクニックにも凄みみたいなものを感じましたが、はっきり言ってドリフが演奏しているところは見たことがない。だけどYouTube探せば、ウッドベースを弾く渋い長さんを見ることができる。

いかりや長介、加藤茶、仲本工事、荒井注、高木ブー、ドリフの各メンツの名前をああいう呼び名にしたのは、ハナ肇だったんですね。

・・・というように、ドリフにまつわるいろいろなエピソードや事件が、長さんの口から語られる。

本書は、ショートショート形式で、まるで一つ一つが、コントを見ているようでもある。

その最初の最初、始まりが、「注さんへ」というタイトルで、荒井注のお葬式の話からだ。長さんは注さんことが、大好きだったようだ。注さんのことを語る部分がなぜか熱い。

カトちゃんの笑いをつかむ間合いは絶秒だったようだ。それを長さんはリズム感といっていたと思う。彼はドラマーとしての優れたリズム感をお笑いに十分活かしていたわけですね。

そして、長さんを長さんたらしめたおやっさんのことを語るとき、長さんはもっとも熱いかもしれない。

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2018年04月07日

Posted by ブクログ

以前から読みたいと思っていた、いかりや長介さんの自伝。
子供のころから「全員集合」や「ドリフ大爆笑」が大好きだったので、ドリフ結成の経緯、コント制作へのこだわり、メンバーとの人間関係など、昔を思い出しながら楽しく読ませてもらった。
富士市の製紙工場を辞め「モテたい」という動機だけで始めたバンドマンから、バンドのオマケでやっていたお笑いを本業にして、いつしか売れっ子コメディアンとなり、コメディアンの延長として始めた俳優業で賞までとってしまう…いかりやさんの生き方はまさにドリフター(漂流者)だ。

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2012年02月26日

Posted by ブクログ

この人が亡くなったときはすごい衝撃を受けた。
物心ついて、しっかりと自分でテレビで見て、ちゃんとその活躍を目に焼き付けた「有名人」が亡くなってしまう衝撃は、この人が初めてだった気がする。

といっても自分の物心ついてからなんて、もう大御所みたいな感じあったからずっとその活躍を見てきた親世代とはまた違った見方だったんだろうけど。

まぁそれでもやっぱり子どもながらにこの人のことは好きだった。
コントはもちろん子どもにも分かりやすいし、
晩年の俳優業なんて年々鬼気迫るものがあったよね。

なんで今この人の自伝を読もうと思ったのかは分からない。
けど、読んで良かった。

ものすごい一生懸命な人だな、と思った。
それに謙虚な人だな、とも。

自分なんか何にもできない、とか
3流とか4流とか素人とか、
とにかくまぁ自分(たち)のことを謙虚に言うくだりが多かった。

でもそれってたぶんすごい大事。
自分の強みは何かってよく言うけどね、強みなんてそんな簡単なことじゃない。
自分にできることを見つけるってのはつまり、自分にできないことに向き合うこと、だと思う。

自分に何ができないのか、それにちゃんと向き合って、
それでじゃあ今目の前にあることに必死に食らいついていくためにはどうしたら良いんだろう、
そういうことをいつでもどこでもずっとやってきた人なんだと思う。

すげえなあ。

ドリフのコント、見たくなった。
それに出演ドラマも。
(鬼気迫る、なんて表現したくせに「踊る大捜査線」は見てないです。すみませんでした。見ます。)

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2013年03月03日

Posted by ブクログ

志村けんの本と合わせて読んだので、新生ドリフからの話は繋がってて面白かったです。

それより前の話は、自分も生まれてないので、全くわからなかったのですが、色々と考えている・苦労してたんだなぁーと。

亡くなってしまって残念です...

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2011年01月28日

Posted by ブクログ

いかりやさんのっていうよりは、ドリフターズの歴史。自分はカトケンの最後の方の年代だからドリフターズってちゃんと知らなかったんですよね。
すごく腰の低い、いいおじいちゃんなイメージは壊れないですみました。

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2010年05月10日

Posted by ブクログ

ドリフターズの「8時だヨ!全員集合」を見ていたのは小学生の頃で、本当に毎週見ていた。が、そのうち飽きたのだろう、全く見なくなり、例えば志村けんがメンバーにはいっているドリフターズを見た記憶がない。いかりや長介をだからその次に見たのは、「踊る大捜査線」の和久さん役で、だった。なんだか渋く、非常に格好良かったので驚いた記憶がある。

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2011年07月25日

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