【感想・ネタバレ】愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】のレビュー

あらすじ

父親の左遷で東北の片田舎に引っ越した高橋一家。家に居場所のない夫、不平ばかりもらす妻、いじめにあっていた娘、気弱な息子、認知症の気配がある祖母……お互いを思う気持ちはあっても、すれ違いばかりでバラバラだった家族が、引っ越し先の古民家に棲みついていた「座敷わらし」との出会いをきっかけに、その絆を取り戻してゆく、心温まる希望と再生の物語。待望の文庫化!

※この電子書籍は、2011年5月に発売された朝日文庫『愛しの座敷わらし』上下巻を合本したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

田舎生活の描写がほのぼのとしていて癒されました。
家族のメンバーそれぞれが個性豊かで、素敵な家族だと思いました。お隣さんもおせっかいなところもありますが、良い人でこんな人が身近にいたらいいなぁと思ってしまいました。座敷わらしも愛すべきキャラクターで、どのようにストーリーが進んでいくのかとてもワクワクさせられました。下巻を読むのが今から楽しみです。

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2024年08月07日

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ネタバレ

下巻まで読んでの感想。座敷わらしカワイイ。以前『噂』を読んだ事があるのですが、同一人物が書いたとは思えない位、こちらはやさしくて癒されるお話でした。実家が岩手なので小さい頃から、座敷わらし伝説はよく耳にしていました。それでも間引きの話は知らずにショックを受けました。あと米子さんの訛りは祖母と同じで懐かしく嬉しい気持ちになりました。梓美のお別れシーンも良かったです。ベタだなぁ…と思いながら泣いてしまいました(笑)ラスト1行も、その先の楽しい事が色々想像できて好きです。

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2024年01月23日

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ネタバレ

突然田舎の家に引っ越す事になった家族の物語。最初は変化がなくて退屈だったが、登場する座敷わらしの描写に和み、最終的に心がほっこりして終わった。

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2012年06月06日

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ネタバレ

お父さんの晃一中心に話が始まる序章は、いちいち映画の水谷豊が思い出されて、なかなか入り込めませんでした。
が、妻の目線、子どもの目線、おばあちゃんの目線でと、話をひっぱる人がどんどん変わるので、そのうちにぐっと話に引き込まれ、いつの間にか自分も座敷わらしのいる家の家族になったように、一喜一憂していました。
特に座敷わらしがかわいらしく思えたのは、家族で一番年少の子どもが座敷わらしを慈しんだのと、おばあちゃんが座敷わらしと孫を一緒に見守っていたせいでしょうか。

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2016年01月23日

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ネタバレ

出だしは家族ってこうなっていってしまうのかな、と未来に不安をおぼえたけれど座敷わらしとのであいをきっかけに一人ひとりの状況が変化していく様をみることができてとてもほっとした。

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2015年03月06日

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ネタバレ

全体的にほんわかしているお話。なんで、バァバと智也にしか座敷わらし見えないのかな?引き続き下巻を読もう♪

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2013年11月02日

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