【感想・ネタバレ】スマホを置いて旅したらのレビュー

あらすじ

世の中の彩りが変わる、スマホなし紀行。

スマホは便利だけれど、失ったものはないだろうか。
利用ではなく、スマホに依存していないだろうか。
このままでは、私がアプリになってしまう。
突如、思い立って出発した “3泊4日のスマホなし旅”。
向かった先は岐阜県美濃地方。そこで遭遇した景色とは。
スマホから離れたからこそ、出会ったものとは。
そしてなぜ、目的地に美濃を選んだのか……。
果たして、ふかわは、大切なものを取り戻すことができるのか。

~著者コメント~
スマホを悪者にするつもりも、
手放すつもりもありません。
スマホによって省かれてしまった時間や、
感触を取り戻せたら。
そんな気持ちで出発しました。
一緒に旅をしてくれたら嬉しいです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ふかわりょうさん、お笑いのイメージよりもNHKFMの「きらクラ!」のイメージ。車窓風景のようにクラシック音楽を味わう人で好感が持てた。
「スマホを置いて旅したら」の本を開くと、肌触りのいい和紙が挟まっている。
これだったかのか。ふかわりょうさんの求めたものの一つが。
台風の影響のある中、使い捨てフィルムカメラを持って旅に出たふかわさん。スマホがないことの不安を抗いながら旅をしていく。
「このバスでいいのか。どこで降りるのか。」
私もこんな不安を抱きながらバスに乗ったことがある。グリーグの生家を訪ねた時だ。運転手さんが、「グリーグ」みたいな言葉を何度も連呼してくれたから降りることができた。
ふかわさんの「うだつ」と「ケイちゃん」と「美濃和紙」の旅。
スマホを置いたら自分を充電することができたというふかわさん。
「世の中には見えているのに見えていない。聞こえているのに、聞こえていないものがありますね。」という言葉は示唆に富んでいる。

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2024年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スマホとの関係を見直す良いきっかけになりました。

まだスマホを完全に手放すことは考えられないけれど、日常の中で距離を置くことはできそうです。

タイトルばかりに目がいき、作者がふかわりょうさんだと途中で気づきました。穏やかというか、落ち着いたというか、まるで絵本のような文章で読んでいて心地よかったです。他の作品も読んでみようと思います。

美濃に行き、水琴窟の音も聞いてみたいです。

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふかわの旅エッセイ。

スマホを置いて新横浜から岐阜に行って鮎食べたり和紙を漉いたりする。

スマホのカメラを使わないで使い捨てのカメラで旅がしたくなりました。現像が楽しみ。
鮎美味しそうでした

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通り、ふかわりょうさんがスマホを置いて岐阜に旅に行くエッセイ。

ふかわさんのこと詳しく知らなかったけど、作者紹介で「テレビ・ラジオのほか、文章を書いたり曲を書いたり、ぬかるみの中で暮らしている」と書かれていて、一気に引き込まれた。

ふかわさんのふとした表現のおかしみというのだろうか、そこからくる可愛らしい言葉遣いが好きだなあ。
スマホを車内で留守番させて、スマホのない生活の予行練習する話が好き。

スマホ置いて旅に出てみたいなあと思いつつ、タクシー移動が多い旅だからこそできる部分もあるなあとは感じたけど、スマホがない旅にも魅力を感じるようなエッセイだった。
「もしもスマホを持って旅したら、たびたび日常にログインしていたかもしれません」という表現にしっくりきた。
つい生き急いでしまいがちな人間なので、ぼーっとする時間を取り戻す旅、素敵だなあと感じた。

スマホがあるからこそ融通を効かせられるというのはあるけど、スマホがないからこそぼーっとしながら「今」を楽しむ旅と、どっちが自分に合ってるか試してみたいな。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本P64~P75に登場する…
美濃市にある「旧今井家住宅」へ、このGWに行きました。

そこの館長さんは、とってもお話上手。
「お時間ありますか?」と、聞かれました。
時間によって、説明時間を調節してくださるようです。
3時45分くらいに入館。(4時半に閉館)
5時前まで説明してくださいました。面白い!

その中で、ふかわりょうさんが来て、
館長さんの話を2時間聞いて行ったと。
朝来て、チェックアウト後、また来たそうです。
ふかわさんは、プライベートで来ていたので、
尋ねることはしなかったそうです。
出版社から、内容確認の連絡をもらったとか。
そして、サイン入りの本を頂いたとのことでした。
内容も少し教えて頂き…
「え~~欲しい!読みたい!」
隣の隣の「山根和紙の店」で購入できると…
買っちゃいました!


感想…
スマホに拘束されているというのは、本当にわかります。
私もSNS中毒かもなぁと思いました。スマホなんて無くても暮らせるはずですが、つい、見てしまいますし、いいねの数に一喜一憂している自分がいます。
「スマホを置いて旅したら」すっごく、良いですね。

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2023年05月06日

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