【感想・ネタバレ】怪異相談処 がらくた堂奇譚のレビュー

あらすじ

目には見えないが……
確かに感じる、怪異の臭い!?
訳アリなふたりが探るのは、人知を超えた「怪異の謎」。

「お困りごと、承ります。
ようこそ、怪異相談処、がらくた堂へ」


薄暗く埃っぽい古民家で営む「杠葉古物堂」、人呼んで「がらくた堂」。
万年閑古鳥が鳴くその店の主・杠葉伊織は、怪異の相談を受けている。
それは杠葉自身に悲しい過去をもたらした”とある怪異”を探すためでもあった。
相棒は、人ならざるものの気配を感知できる遊馬悠人。
大切な人を奪われ、幸せな日常を破壊された者たちを救うべく、彼らは立ち向かう――この世ではない不思議な世界へ。

切なくも哀しい想念の果てにある真実とは……!?
沖田 円、渾身の最新作!!

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Posted by ブクログ

怪異によって大切な人を奪われ、日常を壊された者達を救う「怪異相談処がらくた堂」。切なく哀しいお話。杠葉と遊馬のコンビが最高。面白かった!

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヤマビコさんに善悪って無いですよね。良いことも悪いこともしたら返ってくるけどそれは良いことしたから良いことしたろみたいなんでは無くそういうもんと言いますか。山でやっほーって言ったらやっほーって返ってくるようなそういうもん。

がらくた堂は本当になんでもあるんですね。
好んで集められた曰く付きの物の中に夢に入る為の香木はまだ分かるけど流石に僧侶が抉り取った片目があるなんて思わない。

そして片目より驚きのGPS。
杠葉さんはなかなかな人ですね。

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2023年07月25日

Posted by ブクログ

古物堂と怪異相談処を営んでいる杠葉と従業員の遊馬。
古物堂は閑古鳥が鳴いているものの、怪異相談はお客さんがチラホラあり、大学教授や怪しげなオカルトライターの助けも借りながら、怪異に挑んでいきます。

少々手荒な解決手段を使うこともありますが、なんとかピンチを乗り越えています。

1話目のヤマビコさんは決して悪い怪異ではないものの、人とは違う価値観なことがよくわかります。

内容的にはそこまで真新しい感じでもないですが、杠葉さんが怪異を追う理由は本作で解決していないので、まだ続いて欲しいです。

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2023年08月25日

Posted by ブクログ

初めましての作家さん

杠葉古物堂で怪異相談を受けてくれるという噂を聞きつけ
おっかなびっくり訪ねて来る依頼者に寄り添う二人。

神に魅入られ消えた双子の弟(片割れ)を探し続ける
古物堂店主の杠葉伊織と、人と神の間に生まれ?
怪異の気配を臭いで感知できる従業員の遊馬。
できる事とできない事をしっかりと分けて対応する
怪異奇譚です。

山彦の家・少女の箱庭・深海の目 3篇を収録。

骨董品に関わる話だと思っていたのですが、違いました。
それでも不思議な3つのお話でした。

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2024年09月07日

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