【感想・ネタバレ】死体は語るのレビュー

あらすじ

偽装殺人、他殺を装った自殺、猟奇的殺人と見誤る奇妙な死体……。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。法医学は死体と語り合い、死をとおして人間の生き方を考える学問である。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故、三河島駅列車事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数々とそれにまつわる人間ドラマ。映像化もされた法医学入門の大ベストセラー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

上野先生、私の一番好きな作家さん(先生)かも…!

死者の人権を守るための行政解剖。
法医学監察医の先生の語る、ノンフィクション。
文章も読みやすく、あたたかなお人柄が伝わります。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に面白かった!
法医学の本だと知らず、いろいろな死因を考察するミステリーかと思って購入した笑
けどアンナチュラルがすごく好きな私は、労働基準法に関する死因の究明の話も、親子鑑定という話も、とにかくたくさんの話が面白く感じたし、私自身は解剖する必要のない死に方ができればな、と思う笑
わからない事やより詳しく気になる事をchatGPTに聞いてまとめていたら読み終えるのに結構時間がかかったけど、めちゃくちゃ勉強になったし本当に読んでよかった!2も見かけたら買う!
けど一つ気になったのが、親子鑑定に出てくる愛人が提出した確実に人間と鑑定できた肉片と骨は一体誰のものだったのか、言及されずに話が終わるのがモヤモヤした。
あと当たり前やけど、人って必ず絶対いつか死ぬって決まってて、それはもちろん私も絶対そうなんやと現実的に自覚するとすごく怖く感じて寝つきが悪くなっちゃった笑

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔法医学系の本を読みあさったことがあって、こちらもハードカバーの段階で読ませて頂きました。
法医学、面白い。
全然知らない世界の話だけど、本当に読みやすくて分かりやすい。
また、法医学系の本読みたい。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

殺人事件を扱うミステリよりある意味面白いと言ったら語弊があるかもしれないが、実際にこんなことがあったのかと思うと興味深い話が多かった。
テレビでも紹介されたなというのも思い出しつつ。

まだDNA鑑定のない時代の話なので、今にしてみれば時代遅れの話や価値観も出てくるけれども、それを抜きにしても興味深いと思わせてくれるのは、上野先生の文章の読みやすさ、それと先生の想いが一貫して作中に散りばめられているからだろう。
それに、今に繋がる発見も啓発もしてくださっているのも分かるので。
歴史的事件にも関わっていて、とにかく先生すげえ……と小並感漂う感想しか抱けなくなっていくという。

それにしても、一番驚いたのは、監察医制度の件。
全県ではなかったのか……?
今もこの点は改善されていなさそう。
「死後にも名医にかかれ」作中でも言われていたことだが、死者の名誉を守る監察医制度の充実が待たれる。
いつになるのだろうか。

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2024年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1989年に書かれた本。
現在から見るとテキトーというか、緩いというかそんな部分もあった。
けど、逆に現代と似たような問題点が未だに解決してない点もあり興味深かった。

LGBTQについても書かれてたが、現代とは違う価値観なので時代を感じた(今やと間違いなく炎上する内容)


エホバの輸血禁止のように宗教と医療も興味深かった。


あと、下記エピソードが1番衝撃を受けた!

「安楽死」は現代にも似たような内容の事件があったので衝撃的だった。
重い障害を持った子の母親が将来を悲観し殺害し、自分も自殺未遂。
この本、30年以上も前に書かれた本やけど未だに同じような事件が起きるとは!(むしろこれから、老老介護でさらに増えそう)
ここで書かれてた「福祉とは安心である」社会になってほしーなーと思う(今の日本だと希望なんてないけど)



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2022年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

単行本として本書が世に出たのは1989年、文庫化されたのは2001年。

多くの重版を重ねてきた本書、読めば納得のノンフィクション作品でした。

法医学、監察医、臨床医、検死、司法解剖、行政解剖...言葉としては見聞きしたことはありますが、無知故に違いは何か?と問われればわからないと答えるしかなかった。

故意に死体を傷つける事(死体損壊)が罪になる事は知っていましたが、死体解剖保存法なる法律のことなど、全く知りませんでした。

監察医としての実体験。

偽装殺人、自殺を装った他殺、またその逆、一見すると見落としてしまう死の本当の原因。

死体と向き合い、そこの残された僅かな痕跡から故人がどのように亡くなったのかを法医学に基づき解き明かす。

作られたミステリーではなく、これがノンフィクション。



説明
内容紹介
あなたにも死者のメッセージが聞こえますか? 法医学入門のバイブルとなった大ベストセラー。
偽装殺人、他殺を装った自殺、猟奇事件…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。その死者の声を聞き、丹念に検死をし、解剖することによって、なぜ死に至ったかを調べていくのが、監察医の仕事である。
浅沼稲次郎刺殺事件、ホテルニュージャパン火災事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。
テレビドラマ『監察医 篠宮葉月 死体は語る』シリーズの原作にもなった、話題の書。
解説・夏樹静子
内容(「BOOK」データベースより)
偽装殺人、他殺を装った自殺…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。ドラマ化もされた法医学入門の大ベストセラー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上野/正彦
1929(昭和4)年、茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院の監察医となる。84年から同院長となり、89年退官。以後、法医学評論家として執筆活動を始め、89年、初の著書『死体は語る』が、60万部を超える大ベストセラーとなる。その他、専門書、学術論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2022年10月22日

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