【感想・ネタバレ】緋(あか)い記憶のレビュー

あらすじ

生まれ故郷の古い住宅地図には、あの少女の家だけが、なぜか記されていなかった。あの家が怖くて、ずっと帰らなかったのに。同窓会を口実に、ひさしぶりに故郷を訪ねた主人公の隠された過去、そして彼の瞼の裏側に広がる鮮やかな“緋色のイメージ”とは、一体何なのか……。直木賞受賞の傑作ホラー。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「ねじれた記憶」など、粒よりの七篇を収録。痺れるように怖いのに、とてつもなく懐かしい――高橋克彦ならではの独自の世界を満喫できます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。
一つひとつ、何となく答えが見えてそうで、見えなかったり、気付いたら最後まで読んでた感じ。
読みやすいサスペンス。

0
2019年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幽霊からよく考えれば怖い話などちょうどいい長さで読める。
高橋氏の著書はゴッホ殺人事件などのミステリーものを読んでいたので、こういったジャンルも書かれているのかと驚いた。が、むしろこちらは、直木賞もとっていてこっちがメインなのだろうか?とも思った。

古い本だから、それが雰囲気を作っているから、なのかはわからないが性描写が多い。描写は生々しいものではないのだが、各章に1度はそういうシーンが出てくる。(最後だけはなかった)
それ踏まえて作られた構成なのかどうかは不明だが、持ち出さなくても良くないか?と思ってしまったところはある。

『膚の記憶』は中でも気持ちが悪かった。
ミネラルウォーターを買う時に少し戸惑いそうです。

0
2018年03月05日

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