あらすじ
ウェレイヴ王国第四王女であるレイチェル・フェルプスの婚約者は、兄である王太子アンドリューの信篤い近衛騎士ウィルフレッド・マクニース。幼馴染と言える仲の二人の婚約だったが、レイチェルはある日「ウィルフレッドは思い合う女性と別れてレイチェルと婚約した」という噂を耳にしてしまう。
彼は行き場のない私を憐れんで、結婚してくれる気になったのではないか。でも、大好きな彼とせっかく婚約できたのに解消なんてできない。
悩んだレイチェルは、妹のような存在から女の子として見てもらうにはどうすれば良いのか侍女のマーシャに相談を持ちかけることにした。すると、マーシャは名案があるとレイチェルの耳に囁いて……
感情タグBEST3
かわいくてたまらんお話でした
エロかったけど。
この作家さんが好きで購入。
とても優しいお話で、テンポもよくておもしろかったです。
短いお話でしたが満足!
ウィルフレッドの無自覚な恋が自覚するまでもニヨニヨしたし、そこから猛烈に愛を告げるところまで大変楽しく読みました。
よい。とにかくよい。
マーシャの行動にはなんで!?となりましたが、すごく理解できる裏があって、あっちもこっちも幸せになれそうでとにかくハッピーなお話でした。えがったえがった、という気持ちで読み終われる作品って最高!
読みやすい
それぞれの心情が書かれていたので両片想いが長くてもモヤモヤせず、読みやすかった。ヒーローの嫉妬は良かったが執着溺愛ってほどではなかった。最後はあっさり終わりすぎたと思う。あと、定番の媚薬で一気に関係が進む。
物足りない
幼い頃からの想い人と婚約をしたヒロイン。しかしヒーローには他に想い人がいるとの噂を聞いてしまいます。実際はそんなことはなく両片想いなのですが、小さなすれ違いがあったり少し事件があったりしながら距離が縮まります。お話自体は可愛らしいのですが、タイトルにある執着や溺愛感は少なく感じて物足りなく感じました。