【感想・ネタバレ】日本の進む道 成長とは何だったのかのレビュー

あらすじ

考え方を変えなければ、停滞は続く──。
人気解剖学者と『里山資本主義』の地域エコノミストが、ウクライナ戦争、コロナ禍が私たちにもたらすもの、必定といわれる南海トラフ後の日本の在り方を語る。
時代を生き抜くための異色対談。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本の主張は?
「経済成長」をめぐる幻想と実態を、解剖学者・養老孟司と地域経済の専門家・藻谷浩介が対話形式で読み解く一冊。
日本社会が盲目的に信じてきた「成長」の正体を疑い、人口減少や自然災害リスク、地方の暮らし、世界標準から見た日本の特殊性をもとに、「これからの日本に本当に必要な価値とは何か?」を問い直しています。

印象的だったポイント
「経済成長」が今やバズワード化し、実態を伴わずに使われていることへの違和感

高度経済成長の記憶がある世代とそうでない世代の価値観の断絶

アベノミクス下の株価上昇と実体経済の乖離

日本の都市人口密度がいかに高く、地方分散が進んでいないか

「空気」で動く日本社会が、自律的な未来戦略を描けずにいる現実

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2025年06月23日

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