【感想・ネタバレ】トリシアは魔法のお医者さん!!〈1〉 飛べないピンク・ドラゴンのレビュー

あらすじ

トリシアは魔法とアイデアで、人も動物もドラゴンもみんな治して幸せにする「魔法医」の少女。今日も、飛べなくなったオトメ系ドラゴンや、音を忘れた竪琴などが、トリシアの助けを求めて診療所に!表題作を含めて7編のお話が楽しめる。

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Posted by ブクログ

・トリシアがまほうでかんじゃさんをなおすところが、おすすめです。
・きゅうにとべなくなってしまったドラゴンをなおすお話です。ほかにもいろいろなお話があります。

・この本では、病気をまほうの力でなおしています。さいごに感想みたいなものが書いてあって、それを読むのがおもしろかったです。わたしもかんごしさんになってみたくなりました。

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2018年01月26日

Posted by ブクログ

“「うう、わかってるわよ。でも、せっかく覚えた魔法だもん、使いたいじゃない?」
トリシアはくちびるをとがらせました。
「ともかく、あなたはお仕事以外で魔法を使うのは禁止です!」
キャットが宣言します。
「まったく、どうしてあなたが診療所のお仕事だけはちゃんとできてるのか、不思議でなりませんわ。」
た、確かに。」
レンはぷっとふき出しました。
ふつうの魔法は苦手なトリシアですが、治療に使う魔法だけはなぜか失敗しないのです。
「あのね!その言い方だと、わたしは毎回魔法を失敗してるみたいに聞こえるでしょ!」”

さらに子供向けになったなぁと思いつつ。

“「ベルにだきつかれた時、にげなかったじゃない!この診療所、そういうの禁止だから!」
「なんだ、焼きもちか......。」
レンは小さくつぶやきました。
「だ、だれが!?」
「きみが。」
「ちがうわよ!」
「ちがわない。」
「ちがうったら!」
「意地っ張り。」
「レンのことなんて、なんとも思ってないから!」
「ぼくだって!」
二人はフンと顔をそむけて座ります。
「あらあら、仲のよろしいことで。」
キャットはすました顔で、ハーブティーのカップを口元に運びます。
「ピ〜。」
ポムもあきれたように丸いしっぽの先をクルリとふると、ミルクの皿をなめました。”

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2011年11月22日

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