【感想・ネタバレ】殺戮の狂詩曲のレビュー

あらすじ

累計50万部突破、リーガルミステリーの最高峰「御子柴弁護士」シリ―ズ。

【偽善という言葉から、これほど遠い小説はない】

高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとは?

ミステリーという技法を用いることによってのみ可能な、命あるものへの賛歌である。―杉江松恋(文芸評論家)

ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。

●御子柴礼司(みこしば・れいじ)
本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

御子柴礼司シリーズ6冊目。

これまでのシリーズでは被告人の過去を洗うことで弁護の材料を固めていた御子柴には珍しく、被告人の過去より被害者9名の遺族を訪問する場面が長く描かれて不思議に思ったが、
御子柴が見解を求めた医師の「書く行為と話す行為は分かちがたい関係にあります」にもしかしてと思い読み返したら隠れていた、1人だけ台詞に読点(、)が無い被害者遺族を発見したときには鳥肌が立った。

被告人の過去を追わなかった理由も最後に明かされてなるほど思ったが、こちらはもう少しヒントが欲しかったという思いもある。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

老人施設で9人を殺した犯人。誰もが嫌がる負け確定の弁護を引き受ける。その理由は友人雷也のためだった。
凄惨な事件を黒幕の存在でどんでん返しとする。なかなかワクワクさせる展開の話。
御子柴の今の優しさを思うと、死体配達人の頃と違いすぎてイマイチ同じ人だと思えない…

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

既視感のある設定だった。読んだことある?と思ったが結末は知らなかったので初読だろう。
最後の最後で伝家の宝刀どんでん返し。でも今回は判決をひっくり返すことはできなかった。そして被告があの人の関係者であることが明らかに…。切ない。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

納得のいくラストでした。
序盤から恐ろしい殺人事件が発生し、怒涛の勢いで進んでいきます。
洗脳されやすい男がまんまと洗脳され、遺産狙いの計略の一部にされる。卑劣なのは自分の手を汚さずに殺人を計画した男ですが、悲しいのは洗脳されずにはいられないほどの厳しい環境で働いている介護士のほうだと思いました。
洗脳されるような影響されやすさはあったかもしれません。それでも、介護士という職場のきつさも要因の一つではあったはず。
最後に忍野が人に戻れたことはよかったです。表面的には御子柴刑事の敗北ではありますが、そこに狙いを定めていたのかと慧眼に恐れ入りました。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御子柴礼二シリーズは相変わらず安定した面白さがある。 少し事情聴取の下りが沿革がなく退屈には感じたがラストまでの持って行き方はさすがという感じだった。 今までと比べるとインパクトこそ薄れるが人の狂気をこうも簡単に操れてしまうことに少し恐ろしさもありつつ、人間の価値について考えさせられる内容だった。押野も後悔はあれど 誠二郎はうらんでいる様子はなかったし、むしろどこか気持ちが安らいでいたようにも感じた。法的秩序の下では罪を償うことになったが、生産性的観点でみてしまったときにはどうしても押野側に気持ちは偏ってしまう

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2025年05月02日
星のみの評価 14件

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