あらすじ
推理小説の歴史をひもとけば、『黄色い部屋の謎』や『アクロイド殺害事件』のように、犯人の意外性で売り出した名作があまた存在する。ところがこれまで、どんな物語にも不可欠な人物であるのに、かつてこれを犯人に仕立てた推理小説というのは、ただの一編もなかった。読者=犯人である。そのことに気づいた、推理作家たらんと志すかけだしのぼくは、犯人を読者に求めようとしたのだ。そう、この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです!――推理小説の仕掛け人・辻真先の出発点となった名作登場。/解説=桂真佐喜
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Posted by ブクログ
人気マンガ原作者が佐賀県で殺された。2人の少女マンガ家に容器がかかるが、2人にはアリバイが…。容疑者2人にインタビューをする克郎について事件の捜査をする牧薩次と可能キリコ。
キリコと薩次が通う中学の女子トイレで起きた生徒の刺殺事件。密室状態の現場。
飛行機事故を起したパイロットが滞在先のホテルから転落した。転落前に何者かに刺された被害者。
ポテトとスーパーのコンビ。ここでは「ジャガイモ」って呼ばれている。
ソノラマ文庫版とは少し結末が。
Posted by ブクログ
牧薩次…探偵役?の中学生。あだ名はポテト。
可能キリコ…同級生の女の子。あだ名はスーパー。
桂真佐喜…少年推理作家。航空機事故で負傷。
「犯人は、読者であるきみだ!」(帯)。人気漫画家が殺害された。容疑者を聞いたキリコは、薩次を連れて捜査に乗り出す。
結末は拍子抜けだった。納得はしたけどちょっとずるいと思う。文体や人間関係など、さまざまなところに時代を感じる。スラスラ読めた。