【感想・ネタバレ】恋忘れ草のレビュー

あらすじ

江戸の「働く女性」を描いた直木賞受賞作

新進気鋭の女流絵師・歌川芳花ことおいちの元に、「江戸名所百景」の大仕事が持ち込まれる。彼女は想いを寄せる彫師と生写しに出かけたいが、その男には女房と子供がいた。悩んだ末においちがとった行動は??(表題作「恋忘れ草」)。
江戸の町で恋と仕事に生きた6人の女たちの哀歓をあたたかく描き、第109回直木賞を受賞した連作短篇集。

※この電子書籍は1993年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

江戸時代。
女は十代のなかばになれば、嫁いで男につくすのが当たり前だった時代に、独り身ながら自ら生計を立て働く六人の女性たちの短編集です。
切ない恋に悩みながら、仕事に生きた女性たちの姿には哀愁と同時に凛とした強さを感じられました。

0
2024年06月21日

Posted by ブクログ

表紙がとても好みで…。
江戸時代の少女漫画を読んでいるような感覚になりました。
それぞれの短編の主人公はみんな芯を持っていて、強い。
とても勇気を貰える1冊でした。

0
2023年08月18日

「歴史・時代」ランキング