あらすじ
トリステイン魔法学院に通う少女・タバサには秘密があった。彼女は母国ガリアから騎士(シュヴァリエ)の地位を与えられており、その中でも極秘任務を専門に行う「北花壇警護騎士団」の一員なのだ。そして今日もタバサは、使い魔の風竜・シルフィードとともに任務へとおもむく。心の奥に秘めた、目的のために――。ある日呼び寄せられたタバサに告げられたのは、無許可で営業している賭博場の調査。そこでは様々な客が大金を失っているらしい。タバサは任務のために与えられたお金を使い、賭博場で勝負を始めるが――。大人気「ゼロの使い魔」からのスピンアウト、無口なタバサの魅力満載の第2弾!
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Posted by ブクログ
第1巻同様、タバサとシルフィードのコンビがさまざまな事件を解決にみちびいていく短編集です。
伯父王への復讐を誓い、従姉姫の仕打ちに耐えつづけるというタバサの運命は、冷静に考えるとかなり重いものですが、シルフィードのおかげでたのしく読める内容になっているように感じられます。ストーリーそのものは児童文学のような単純なものなのですが、彼女たちの会話がおもしろくてたのしんで読めました。
Posted by ブクログ
前巻とコンセプトは同じなので安心して読むことができた。
タバサの胸に秘めた思いが出ていて本編と合わせて読むと世界観が広がっておもしろい。
クールなタバサが焦っている描写が新鮮だった。