あらすじ
十二歳のガリアの王族シャルロットは、優しい父と母に囲まれて、何不自由なく、幸せな生活を送っていた。だがある日、王位をめぐる確執から父が暗殺されてしまう。続けて母は毒を盛られ、心を失った。ひとり残されたシャルロットは、表沙汰にできないような危険な任務を請け負う北花壇騎士に叙される。戦ったことなどないシャルロットに与えられた最初の命令は、ファンガスの森に住むキメラドラゴン退治。任務を成し遂げなければ母が殺されてしまう。恐怖をこらえシャルロットは森に向かうが――。冷たく神秘的な少女「雪風のタバサ」誕生が語られる、シリーズ第3弾!
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Posted by ブクログ
今作は番外の番外と言ったところ。。
タバサの過去編重視です。
なにがあって今のタバサになったのか。本編の風呂覗きの時、タバサは何を思ったのか...etc
などなど、今回も本編との交差した話しがあり、とても面白いですw
また、使い魔のシルフィード(イルククゥ)の人間姿が毎回見れるのも外伝のいいところw
Posted by ブクログ
第3巻は、これまでとはすこし異なり、タバサとシルフィードの過去にまつわるエピソードが明かされています。
「タバサとシルフィード」は、タバサがシルフィードをはじめて召喚し、二人のコンビが生まれる経緯がえがかれています。「タバサと初恋」は、本編でもえがかれたタバサと才人の微妙な関係を、タバササイドから語りなおしたものです。また「タバサの誕生」は、伯父王の裏切りによって運命をかえられてしまったタバサが、絶望を克服するにいたる経緯が明らかにされています。