【感想・ネタバレ】頭のいい子が育つパパの習慣のレビュー

あらすじ

「親子で食事することを心がけた」「新聞やニュースを見ながら世の中の出来事や仕組みについて話をした」「家族で夢や特技について語り合った」「社会や理科の力を伸ばすために、実生活にも見学や観察を取り入れた」……。これらはいずれも子どもを有名中学に入れた家庭に共通する事柄ですが、父親の協力なくしては実践できないものばかりです。そこで近年注目されてきているのが、父親の生活習慣です。本書は、早くから「父親力」を提唱してきた著者が明かす、「勉強できる子のパパがしていること」。「週に3回は家族で夕食をとろう」「子どものために会社を休もう」「リビングに地球儀と年表を置こう」「夕食の品数を増やしてもらおう」「『どうせ』『今さら』を言わないようにしよう」など、今日から実践できる内容が盛りだくさん。「教育格差」が叫ばれる中、家庭でできることは何か?子育てに後悔したくないお父さん、必見です!

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Posted by ブクログ

2歳の息子を持つ親として、本屋でつい手にとってしまった。

著者が実際に行っている子育てへの考え方と、いわゆる偏差値の高い小・中学校に入学を果たした家庭などの統計も紹介されている。

我が家はまだ2歳なので、数年後を見越した形で読んでみたが、実践できるかどうか少々不安になった。

「子は親の背中を見て育つ」というが、親が適当な生活を送っていると、子どももそれが当たり前になってしまう、というのは理解できる。

2歳ながらにしてわれわれの口癖をまねている息子を見ると、改めて実感させられるものである。

現在は仕事が早く終わるため、一緒に過ごす時間をたくさん取ってあげられているが、忙しくなったときにしっかりと父親としての姿を見せてあげられるよう、今から生活習慣を改善しようと思った。

ちょうど2週間前から、早寝早起きを実践し始めていたので、さらに規則正しい生活を父親である自分が実践し、子どもと接する時間を十分にとってあげられるようにしたいと思う。


サルからゾウになる (見ざる、言わざる、聞かざる → 見るゾウ、言うゾウ、聞くゾウ)

 
は常に心の中で自分にいい聞かせ行きたいことである。

我が家はいわゆるお受験をさせるつもりは特にないが、子どもが頭が良くなる、勉強ができるようになることは当然うれしいこと。

この書籍でおもしろかったのは、偏差値の高い学校に入学している子の家庭の教育方針が、勉強一辺倒ではなく、子供のやりいことをやらせる」「親子の対話を大切にする」などといったことが重視されている点である。

イメージとしては、塾に行き、さらに家庭内でも机に向かわされている感じであったが、必ずしもそれだけではない、という統計結果。

私も息子にはやりたいと思えることをやらせてあげたいと思っているが、日頃からしっかりと対話をし、子どもが何を考え、何をしたいのかを理解してあげられる親になってあげたいと改めて思った。

我が家は一日中テレビがついているような家庭であったが、さっそく今日からテレビを極力つけないようにしてみた。

今から少しづつでも父親である自分が、日頃の習慣を変えて、息子が私の背中をみて育ってくれるようになりたいと決意させられた。

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2012年11月20日

Posted by ブクログ

小学生くらいの子どもを持つ父親向けの子育ての指南書。

父親の影響力、果たすべき役割、示すべき態度、子どもへの接し方など、子育てに重要なさまざまのポイントを著者の経験やデータと合わせて、60個の習慣という形で紹介している。

具体的で、すぐに実践可能なものが多い。わかっていながら実践できていないものも多く、反省。子どもを躾けるには、まず自らが示さねば…。

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2019年01月03日

Posted by ブクログ

01.30.07.03.30代一発目。子育てについて少しは興味を持たねばと購入。
まずは自分が自立しろってこと。良き昔の時代と現在のバランスを取るってこと。ビシッと成長していくことと、仕事の時間短縮をせねば。

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2016年07月03日

Posted by ブクログ

「子供がよく育つには父親こそがキーパーソンだ」と言う、育児もっと頑張ろうと思わせてくれる、育児本。学ぶことが沢山。

【学】
子供を伸ばすプロデューサー役を担う

リビングに辞書を置き、一緒に調べる。インターネット検索はダメ。

「相手の言い分を聞かないまま、持論を述べる自己主張は、単なるわがままでしかありません。これでは、相手を理解したことにも、自分の考えをきっちり述べたことにもなりません」

テレビやゲームなど、ディスプレイを見る時間を1日2時間以内にすれば、学力は1年で向上します。

テレビで「週刊子供ニュース」を皆で見て意見を交換する

父親が努力している姿や我慢しているところを、子供にも見せる

【イイネ】
子供の係
・お天気係(新聞紙から天気を知らせてくれる)

【これから実践してみよう】
・週に3度は夕食を一緒にとる
・子供らが心配なときは、職場からでも本人に電話をかけよう。

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2015年04月21日

Posted by ブクログ

パパに読んでほしい!父親ってこういうもんだよなぁ~。パパには足りないところばかり(笑)母親二役でも可能かしら?

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2012年11月28日

Posted by ブクログ

独身彼女なしの私が読んだ本。笑

けど、私を育ててくれた親に似ている点が多々あった。

私もこうなりたいが・・・。

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

ありがちだけどさ、元からこ~ゆ~人の子なら頭良くなるよね。
でも、こ~ゆ~の読んで、頑張ってこ~してる場合ってどうなんだろ?
まぁ、パパも努力してるトコ見るだけでも子どもには良いのかな。

夫が買って読んだ本。
あくまでも「頭いい=勉強出来る」ではなく…と、言っていた。

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2012年04月27日

Posted by ブクログ

近く子どもが産まれるので、読んでみた。
不安もあるが、子どもとの生活が楽しみになった。

子どもと一緒に夕食をとる。
キャンプやニュースになった場所に行ってみるなどの体験型の経験を増やす。
父親が率先して夢(将来)に向かって努力する姿を見せる。

その他、子どもとの接し方について多くのことが書かれており、自分だったらどうするか考えるきっかけになった。

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2012年03月31日

Posted by ブクログ

第5章とあとがきに大事なことが詰まっていると思った。「父親の成長=子どもの成長」だろう。「見える学力」だけでなく「見えない学力」を伸ばせる父親になりたい。
【今後に活かしたい・取り入れたいこと】
・子どもの前で本を読もう、辞書を引こう
・子どもに「どう思う?」と聞こう
・『週間こどもニュース』のキャスターになろう
・パソコンの利用の仕方を教えよう

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2011年11月23日

Posted by ブクログ

子育てには、親自身の成長や
生活習慣改善が必要だと感じた一冊。

同じシリーズでママの習慣もあるが
ママでもこっちの「パパの習慣」の方がおすすめ。

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2011年06月02日

Posted by ブクログ

タイトルはイヤらしい感じですが・・・(笑)
内容は「パパも一緒に成長する子育ての本」です。

<以下目次>
第1章 父親が定時に帰ると、子供の学力はアップする

1.週に三回は家族で夕食をとろう
2.お風呂の中学校の話を聞こう
3.仕事の話を食卓に持ち込もう
4.子供に「頑張れ!」と言わない
5.前進したことを褒めよう
6.「うちの子はできる」と思うことから始めよう
7.父子で将来の夢を語ろう
8.子供の前で本を読もう、辞書を引こう
9.子どもと一緒に散歩をしよう
10.職場から子どもに電話をかけよう
11.子どものために会社を休もう
12.父親はサルからゾウになろう

第2章 父親は子どもの能力を引き出すプロヂューサー

13.勉強は食卓でやらせよう
14.立派な子供部屋を用意しない
15.子どもが小学生になったらリフォームしよう
16.本棚には家族の好きな本を置こう
17.父親の読み聞かせは母親の三倍の効果
18.どこでも算数、どこでも理科・社会
19.リビングに地球儀と年表を置こう
20.壁にぶつかった子どもに手を貸さない
21.子どもに「どう思う?」と聞こう
22.サッカーやピアノの大会に毎回はいかない
23.社会のルールや厳しさを教えよう
24.子どもが熱中できうものを伸ばそう

第3章 頭のいい子が育つ生活習慣

25.夕食の品数を増やしてもらおう
26.率先して「コ食」を避けよう
27.朝型生活に変えよう
28.朝食をしっかりとろう
29.子どもと一緒にメタボリック対策
30.アウトドア志向でいこう
31.約束は小さな事でも守ろう
32.お金の使い方を教えるには父親が我慢すること
33.父親が「オアシス」言葉の達人になれ!
34.息子とキッチンにたち、娘と洗車をしよう
35.説教するときは「叱る」→「ほめる」の順
36.大事なことは家族会議を開いて決めよう

第4章 父親は社会を教えるニュースキャスター

37.「ノーテレビデー」をつくろう
38.親が「Vチップ」の役割を果たそう
39.テレビニュースから被害者の感情を学ばせよう
40.父子が新聞を読もう
41.ラジオニュースを聴こう
42.子どもを我が家の気象予報士にしよう
43.「週刊こどもニュース」のキャスターになろう
44.みのもんたを目指そう!
45.やじうま根性を持ち続けよう
46.パソコンの利用の仕方を教えよう
47.携帯電話のルールを明文化しよう
48.ジャーナリストや医者の感覚を持たせよう

第5章 下流親から抜けだそう

49.給食代を感謝して払おう
50.「どうせ」「今さら」を言わないようにしよう
51.何事もまず父親がチャレンジしよう
52.悩んでいるところを子どもに見せよう
53.夫婦の会話が一日一時間以上ありますか?
54.過去の自分と子どもは別人だと考える
55.我が子だけが持っている感性を見出そう
56.27歳になった時の子どもの姿を想像しよう
57.父親自身が「夢への時間割」を生きよう
58.親の年収と子供の学力は関係ない
59.ミスや失敗をごまかさない
60.父親の良い習慣が子供を伸ばす

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2011年04月10日

Posted by ブクログ

頭のいい子が育つ、というよりは、「正しく育つ」「いい子に育つ」といった方がいいかもしれない。

帯に引かれて思わず購入したが、衝動買いの割にはいい本に出会ったと思う。中身自体は他の子育て本(子育てハッピーアドバイスや池上さんの本など)とそんなに変わらないのは、やはり正しく育てるのには歴史に裏打ちされた方法論があるのだろう。

この本記載の60の習慣を全て実行することは難しいが、出来ることから始めるべきなんだと思う。

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2010年09月25日

Posted by ブクログ

初めて父親になり有名私立中学に入れたい方にはためになる本。
父親の役割をわかりやすく書いている本である。
父親は子供できるだけコミュニケーションをとることが大切であり、そのためには会社の仕事をさっさと片付け家に帰って今日あった出来事や学校や会社であったことをお互いしゃべることが大切とのこと。つまりできる大人は伸びる子供にするための必須条件。

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2010年07月19日

Posted by ブクログ

 パパに読んでもらおうと購入し、ママの私も読んだほうがいいよと進められ読んだのですが、読んでいるうちに「あっこれって私がしてしまっている子とじゃん」って反省させられて、直していこうと考えさせられる本です。
 それと、できる(勉強が)子の親ってこんな事をしているんだ~って、参考になりなした。是非、実践してみたいことも(我が家でも何点か実践してます)書かれていますのでお勧めします。

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2009年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

購入者:櫻井(2009.12.15)
書店の宣伝コピーに「子育てを終えたパパは読まないでください。後悔しますから。」と書いてあったので後悔する前に読まなと思い購入しました。読んだ感想は・・・子供との会話とルールが一番大切だと感じました。とても子育てに役に立つ本。今後ぜひ実践していきたい項目が沢山ありました。
清水:貸出(2010.2.12)返却(2010.9.6)
子供のために、父親ができることを60項目の中から、少しずつでも多くのことを実践したいと思いました。
貸出:中川(2010.9.15)返却(2010.10.15)
これから少しずつ大きくなる子供との接し方や子育て全般について非常に参考になり、一つずつ実践しようと思います。
貸出:松本(2011.10.11)返却(2011.12.30)
本当に実践できていない事だらけで、手遅れな感じもありましたが、
子供の為に休みを取って参観日に行く、などはやっていきたいと思いました。
岡田(2012.3.10)
なんとなく、やった方がいいのかな?って思っていても、できていないことだらけでした。何かひとつでも実践せねば・・。
まずはもっと会話をしようっと。
梅村(2012.11.28)
子育ては、これからの自分の人生の最大のテーマ。がんばって頭の良い子にしてやろうと思います。
山本ミエ(2012.12.18)
将来の役に立てたいと思います。

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2012年12月25日

Posted by ブクログ

Kodama's review
夏休みで日本に一時帰国していた長女がドイツに戻り、再会すると『これ読んで!!!』と渡された1冊(笑)。まぁ出来ることと出来ないことがありますが、バランス感覚を大切に出来ることは取り組んでいきたいと。ちなみに帯には『子育てを終えたパパは読まないで下さい。後悔しますから。』と書いてありました(笑)。
(09.8.17)
お勧め度
★★★★☆

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2009年11月20日

Posted by ブクログ

2008/6/17 新大阪駅構内のキオスクで購入
2008/8/28~8/29
まだちょっと早いが、役に立ちそうなことは書いてある。子供が大きくなったら再読することにしよう。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

TV関係者らしき著者が自身の子供への教育経験と取材してきた内容を元に書かれたいわゆる「育児本」。しかし学術的な検証がなされているものが少ないため、他の多くの読者の感想でも書かれているように、ともするとかなり偏見に満ちた主張であると言われかねないものが多い。
テレビや新聞で散々ぶち上げてきた温暖化に関する事実無根の話題がさも真実であるかのように書かれている部分については疑問を持たざるを得ないし、そう教えられた著者の子供達が温暖化が嘘である事を知ったらどう思うだろうと心配になってしまった。

しかしながら、書かれているものについては同意/納得できるものも多く、本棚の話に関しては自分の体験としても間違いがないことから、提案されている幾つかの項目については自分の家族にも取り入れてみようと思う。

本書は著者の提案をテーマ別に列挙する方式で記載されているので、今回は目次に本文からの引用やコメントを差し込んでいく形を取ることにする。


第1章 父親が定時に帰ると、子どもの学力はアップする
●週に三回は家族で夕食をとろう
●お風呂の中で学校の話を聞こう
●仕事の話を食卓に持ち込もう
●子供に「頑張れ!」と言わない

頑張れ!の乱発は子供にはプレッシャーになる。
挑戦は楽しい、勉強は面白い、得をすると教えることが先
「理科のテストで7番?すごいじゃないか。じゃあ次は何番になりたい?」
「英語が話せると、世界中で友達ができるよ!」
など。

●前進したことを褒めよう

仮に成績が落ちても「ダメじゃないか」「何やってんだ」ではなく「どうして下がったんだと思う?」「じゃあ次はどうしたい?」と聞く。
ダメな話し方は、
「○○ができなければ××を取り上げるぞ!」
「○○したら父さんは怒るぞ!」

●「うちの子はできる」と思うことから始めよう

「ピグマリオン効果」(ローゼンタール&ヤコブソン/心理学者●ハーバード大学)の威力は絶大。
教育者に「この子は伸びますよ」と無作為に選んだ子供を指定したら、その子たちこ学力が全員伸びてしまったというもの。
子供の人格を否定する叱り方(「おまえは本当にダメな子だ」「ノロマなやつめ」「お前は情けないやつだ」)はしない、兄弟姉妹との比較はしない、何かができなくても特徴的な部分があればそれで良しとする、結果よりもプロセスを褒める、叱る前に親がひと呼吸置く。

●父子で将来の夢を語ろう
●子供の前で本を読もう、辞書を引こう

子供に聞かれたことが分からなかった時、調べるのをやめてしまったりネットで調べるのはダメ。
あえて辞書や事典、図鑑を使って子供と一緒に、聞かれたときにすぐ調べること。これらができる限り手元にあることが重要。リビングに本棚というとは必須かもしれない。

●子供と一緒に散歩をしよう
●職場から子供に電話をかけよう

帰る約束をしていたのに仕事が長引いて帰れなくなってしまったら必ず電話して謝りつつ子供に今日の事を聞く。出張先から電話したり絵葉書を出すのもインパクト大。

●子供のために仕事を休もう

仕事を休んでまで自分のイベントに来てくれた、という事が子供には嬉しく、父子の絆を深める

●父親はサルからゾウになろう

生きる支え=「挨拶」「思いやり」「親切」「読書」「自立」「努力」「勇気」「学ぶこと」「考えること」「世に尽くすこと」「志を高く持つこと」
(遠山敦子/元文部科学大臣●松下教育研究財団理事長)
このうち一つでも子供に身につけさせてやることが親の義務
これらの事柄を子供は親の行動を見て学ぶ。「見ざる、言わざる、聞かざる」ではなく「見るゾウ、言うゾウ、
聞くゾウ」の精神で積極的に育児参加しよう


第2章 父親は子供の力を引き出すプロデューサー
●勉強は食卓でやらせよう

小さな子供は勉強の仕方そのものが分からないので、それらが身につくまでは親の目が常に届くところ=リビングで勉強させる

●立派な子供部屋を用意しない

小学生ともなればちゃんとした子供部屋が必要であるという既成概念は捨てる。小学生の間は個人部屋は必要ない。
本棚は食卓のそばかリビングに置く
パソコンコーナーもリビングに設ける
子供部屋にはドアも鍵もつけない。気配を感じられるようにする。
子供部屋は寝るだけの狭くて小さな部屋にし、長時間そこにはいないようにさせる。

●子供が小学生になったらリフォームしよう
●本棚には家族の好きな本を置こう

普段から目に付きやすい場所に本棚を起き、家族全員でそこに好きな本を並べる。家族対話の促進が狙い。
トイレにも玄関にも本棚を置く。トイレは特に重要。
トイレには地図を貼ってしまうなんてのもあり。

●父親の読み聞かせは母親の三倍の効果

できる限り感情を込めず淡々と読む。
怖い話も父親といれば安心して読める。
読み終わった後に、語らいをすべし。感じたことや関連する国や文化など。

●どこでも算数、どこでも理科●社会
●リビングに地球儀と年表を置こう

リビングに地図帳を置く。でかい世界地図を貼り出すのもいい。地球儀があればベスト。
小学校低学年は日本地図、高学年になってきたら世界地図にグレードアップするのもいい。
都道府県カルタ(表が県名や形、裏が県庁所在地や特産物)や世界カルタを父子で作ってゲーム感覚で遊ぶのもいい。
リビングに年表をおくのもいい。ドラマやバラエティにでてくる歴史上の人物を年表に照らし合わせられる。

●壁にぶつかった子供に手を貸さない

甘えがでるので、ヒントだけしか与えない。
できそうなものまで頼ってきたらあえて突き放す。

●子供に「どう思う?」と聞こう
●サッカーやピアノの大会に毎回は行かない
●社会のルールや厳しさを教えよう

努力しても勝てないことや挫折などをひしひしと感じさせてやり、厳しさを体験させるのが父親の役割。

●子供が熱中できるものを伸ばそう

熱中することやのめり込む事が、探究心をかきたて、集中力を育み、学力や一流アスリートになれる力を手に入れることに繋がる。
面白いと思って没頭していることを親の思いや都合だけで阻止するような事をしてはいけない。

第3章 頭のいい子が育つ生活習慣

●夕食の品数を増やしてもらおう

一食当たりの食品数が多いと成績は上がる。12品目以上だと偏差値60以上、4品目未満だと50を下回る。
食育は非常に重要。贅沢品ではなく、品数とバランス。

●率先して「コ食」(服部幸應/服部栄養専門学校校長)を避けよう

孤食:子供1人での夕食
個食:親子で食べるものが違う
固食:好きなものや同じものばかり食べる
小食:少量しか食べない
粉食:パンや麺類ばかりを食べる


●朝型生活に変えよう

親が率先して朝型生活に変える。なんなら子供と一緒に寝てしまう。
小学5年生で平均7〜9時間の睡眠時間を確保していると如実に成績が良い(広島県教育委員会調べ)

●朝食をしっかりとろう
●子供と一緒にメタボリック対策
●アウトドア志向でいこう

父親がアウトドア活動をしている姿は子供の人格形成や父子関係の向上に効果的
自宅の庭やベランダで食事してみるのも一つのアウトドア
公園で弁当を食べるでもいい

●約束は小さなことでも守ろう

子供とした約束だけではなく、自分が自分に対してやると宣言したものも含む。
親が率先して約束を破ったり諦めてしまえば、そんなものだということが子供に刷り込まれる

●お金の使い方を教えるには父親が我慢すること

小遣いを渡して節約して使うことを覚えさせる。
ホイホイ買い与えない。たとえ誕生日とか成績がアップしたことへのご褒美でも安易には買い与えない。金銭感覚の麻痺や高価なものを買って貰ったという感動を希薄にさせる。
待つこと、我慢すること、欲しいものを手に入れるために努力することを教える。

●父親が「オアシス」言葉の達人になれ!

お願いします、ありがとうございます、失礼します、すみません、の頭文字。
普段の会話の中でこれらの言葉を省略せずキチンと使うこと。

●息子とキッチンに立ち、娘と洗車しよう

料理は最高の思考構築訓練。
娘とは車いじりや洗車を手伝ってもらう。

●説教するときは「叱る」→「ほめる」の順

ダメな叱り方
「約束を守らないなら、遊びに連れてかないぞ!」
「いつまでも勉強しないならゲームは取り上げだな!」
正しい叱り方
「約束を守らない人間は友達ができなくなるんだよ。お前は今までお父さんとの約束をちゃんと守ってきたこじゃないか」
「ゲームをするなら勉強を済ませてからにしなさい。やるべきことをしっかりやるというのがお前のいいところだろ?それさえ済めば15分間だけゲームしていいから」
自分が普段やっていないことについて、母親の方が叱った時に「だってパパだってやってないじゃん」と言われたら「話をそらすな」「お兄ちゃんはできたのに」などといわず、「じゃあ一緒にやろう」と歩み寄るアプローチをとる

●大事なことは家族会議を開いて決めよう

旅行やペットを飼うかどうか、ソファはどうするか、みんなが関わることは子供を交えて全員で会議する
テーマによっては、子供が議長を務めてもいい。


第4章 父親は社会を教えるニュースキャスター

この章に書かれていることの多くはすでにできていることばかりだった。そもそもテレビというメディアを一切信用していないので、本当に面白いバラエティや教育系の番組とニュートラルなテレビ局のニュースしか見ない。ある意味では、テレビをあえて見せて、間違っているところを逐一指摘してやるのも面白いかもしれない。
でもまあ、テレビをみる時間無駄以外の何物でもないのでその基本姿勢は崩さないようにしたい。

●「ノーテレビデー」を作ろう
●親が「Vチップ」の役割を果たそう
●TVニュースから被害者の感情を学ばせよう
●父子で新聞を読もう
●ラジオニュースを聞こう

ラジオは想像力を鍛えるのにいい。
土日の朝やお昼はラジコを聞いている。

●子供を我が家の気象予報士にしよう
●「週刊こどもニュース」のキャスターになろう
●みのもんたを目指そう!

家庭教育の「かきくけこ」(白石真澄/関西大学教授●教員再生会議メンバー)
か:感動を与えること
き:興味を持たせること
く:工夫させること
け:健康を守ること
こ:好奇心いっぱいにさせること

このうち、か、き、こは父親が重要な役割を果たす。
話の内容をみのさんばりに大げさに話す。記憶に
刷り込むにはこの手法が一番効く。

●やじうま根性を持ち続けよう

ニュースになったスポット、話題になった新しい施設、ドラマのロケ地ももちろん、近所の祭りや川や山や海も。
とにかく話題になってるところやシーズナリーな場所には足繁く出かけること。いろんな経験をさせることはその後の「好奇心向上」に直結する

●パソコンの利用の仕方を教えよう
●携帯電話のルールを明文化しよう
●ジャーナリストや医者の感覚を持たせよう


第5章 下流親から抜け出そう

●m給食代を感謝して払おう
●「どうせ」「今さら」を言わないようにしよう
●何事もまず父親がチャレンジしよう
●悩んでいるところを子供に見せよう
●夫婦の会話が1日1時間以上ありますか?

子供が一日中しゃべり続けていて、かつ少しでも目を離すと大変なことになるので平日は10分も話ができればいい方。。。これはまずい。

●過去の自分と子供は別人だと考える
●我が子だけが持っている感情を見いだそう
●27歳になったときの子供の姿を想像しよう
●父親自身が「夢への時間割」を生きよう
●親の年収と子供の学力は関係ない

論拠に使用しているアンケート結果と主張に矛盾がある。金持ちの方が学力は高い。関係ないのではなく、
親が相当な努力を行うことで収入が低いことをカバーしているに過ぎない。
つまり、お金があまり無い人が子供の学力を上げようと思ったら、金持ちが金で解決している部分の全てを自分の力で補ってやる覚悟が必要。

●ミスや失敗をごまかさない
●父親のいい習慣が子供を伸ばす

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2020年02月17日

Posted by ブクログ

60の子育てポイントが載っている。,,第一章,1.週に3回は家族で夕食をとる,2.お風呂の中で学校の話をきく,3.仕事の話を食卓に持ち込む,4.子供に「頑張れ」といわない,5.前進したことを褒める,6.うちの子はできると思うことから始める,7.父子で将来の夢を語る,8.子供の前で本を読む、辞書を引く,9.子供と一緒に散歩する,10.職場から子供に電話をする,11.子供のために会社を休む,12.父親はサルからゾウになろう,,第二章,13.勉強は食卓でやらせる,14.立派な子供部屋を用意しない,15.子供が小学生になったらリフォームする,16.本棚には家族の好きな本を置く,17.父親の読み聞かせは母親の3倍の効果,18.どこでも算数、どこでも理科・社会,19.リビングに地球儀と年表を置く,20.壁にぶつかった子供に手を貸さない,21.子供に「どう思う?」と聞く,22.サッカーやピアノの大会に毎回は行かない,23.社会のルールや厳しさを教える,24.子供が熱中できるものを伸ばす,,第三章,25.夕食の品数を増やす,26.率先して「コ食」を避ける,27.朝型生活に変える,28.朝食をしっかりととる,29.子供と一緒にメタボリック対策,30.アウトドア志向でいこう,31.約束は小さなことでも守る,32.お金の使い方を教えるには父親が我慢すること,33.父親が「オアシス」言葉の達人になる,34.息子とキッチンに立ち、娘と洗車する,35.説教するときは「叱る」→「褒める」の順番,36.大事なことは家族会議を開いて決める,,第四章,37.ノーテレビデーをつくる,38.親が「Vチップ」の役割をはたす,39.テレビニュースから被害者の感情を学ばせる,40.父子で新聞を読もう,41.ラジオニュースを聞く,42.子供を我が家の気象予報士にしよう,43.週刊こどもニュースのキャスターになろう,44.みのもんたを目指そう,45.やじうま根性を持ち続ける,46.パソコンの利用の仕方を教える,47.携帯電話のルールを明文化する,48.ジャーナリストや医者の感覚を持たせる,,第五章,49.給食代を感謝して払おう,50.「どうせ」「今さら」を言わないようにしよう,51.何事もまず父親がチャレンジしよう,52.悩んでいるところを子供にみせよう,53.夫婦の会話が一日一時間以上ありますか?,54.過去の自分と子供とは別人だと考える,55.わが子だけが持っている感性を見出す,56.27歳になったときの子供の姿を想像しよう,57.父親自身が「夢への時間割」を生きる,58.親の年収と子供の学力は関係ない,59.ミスや失敗をごまかさない,60.父親のいい習慣が子供を伸ばす,,,子供を育てる前に、父親がしっかりしましょう。ということ。

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2018年10月11日

Posted by ブクログ

目新しさはないものの、何かのきっかけにはなりそう。

ただ、著者のスタンスに教育者的な裏打がないので説得力がなくもやもやする。
取材の結果の肌感覚と思いつきのような内容で「それは本当かね!?」と思ってしまう。
著者自身も子育て中とあって実証もない(笑)

もちろん良い習慣を持つことに異論はないのだけど…。

あとは、9年も前の本で46刷にもなるのに一度も改訂されておらず、内容が古いと感じる部分が多々ある。

売れてるから改訂しないのか?

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2016年04月27日

Posted by ブクログ

難関どこそこに入る子供の親は〜って話が繰り返し出てきて、公立出身の自分にとっては鬱陶しいことしきりだった。まあ、自分のひがみなんだろうなとは思う。
一つ、子どもがだらだらするのは、親がだらだらしているからである、というような話があって、そこは全く同意した。自分の生活の反省の契機にはなると思う。

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2015年03月18日

Posted by ブクログ

父親として子供にどう接するか、を考えるきっかけになる本でした。書いていることはあまり覚えていないくらいなかんじですが。。

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2014年05月23日

Posted by ブクログ

二児が生まれるので育児の再勉強。
読み聞かせは淡々に、とか子供部屋はいらないとか驚いた内容があった。
社会への扉を開くのは父親の役目だと思う。ニュースや本、いろんな出来事から社会を絡めて、子供が何を感じたのか聞いていく。とにかく一番は、子供と話すってことだ。

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2014年02月18日

Posted by ブクログ

叱る時に姉妹を比較してはいけないとわかっていてもやってしまう。反省。
よい見本にならねば。親は子の鑑、子は親の鏡だ。
TODOリストに地図と地球儀と辞書を加えた。

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2013年02月11日

Posted by ブクログ

Nexusで読んだ。
地球儀を置こう、リビングで勉強させよう、叱る→褒めるの順番、子供にどう思うか質問してあげよう。
など参考になる要素がいっぱい。
でも一番は、子供は親の背中を見て育つというのは本当で、子供をしつけるにあたって自分が手本になるようにしないといけないと改めて思った。
勉強する姿勢、約束は守る、嘘はつかない、夢に向かって努力する、こういったことはいくら口で言っても伝わらない。親が背中で見せないと。

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2013年01月14日

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ネタバレ

色々な子育て本などを見た人であれば、参考になる程度で、すぐに実践しようという感じにならないかもしれません。自分としてはちょっと普通すぎる内容でした。

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2012年05月02日

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親は子の鏡。良い習慣は良い人間性を創る。様々な事例から紹介している良い習慣の中で、取り入れられるものから取り入れたい。親が成長していく事が、子どもに最も有効な教育だと感じた。

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2012年02月22日

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頭のいい子に育てるのは大変だと思ってしまう本。父親が率先して見本を見せるのはその通りだが、それが大変なのであって・・・。子育ては、時には抑えつけることも必要だし、間違えることもある。例え根拠が無くとも、自分が良いと思うこと、必要だと思うことを、自信を持って行うことが大切だと思う。

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2012年01月10日

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特に小学生の子を持つ父親を想定して、筆者が調べたデータや筆者の思いを元に60の章で父親としてすべきことを説明している本。
前半は他のHow to本とそんなに変わらないものだと思い読んでいたが、後半、特に終盤ははっと思わせることもちらほら、特に、父親がまずチャレンジして、見本になる という部分は非常に感入った。
行き詰っている教育パパは一度読んでみては?

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2010年12月07日

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子供がいる家庭での父親の振る舞いや、子供との接し方についての本。
著者の経験プラス有名中学に合格した親御さんへの取材・アンケートから、
頭のいい子というより、勉強習慣の身に付いた子を育てるための習慣が
書かれています。
全部やるのは大変かも。一部は自分も父親として実践できてるかな。
できていなくて、納得する部分は実践できるように心がけようと思える
本でした。

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2009年10月07日

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