あらすじ
「俺らの周りをウロチョロすんな、殺すぜッ!」突然襲いかかった少年の手から、鉄の爪が現れた…それはもしや魂裸醒(タマラセ)!? どうも名探偵きどりの九里浜が三助の名を騙ってムチャするうちに、謎の渦中にハマったらしい。だが彼女の追う高校生失踪事件に魂裸醒がかかわってるなら、これは三助の出番だ。異能者・魂裸醒と戦う夏月を助ける「平和の守護者(九里浜談)」となった三助の前に意外な陰謀が! 魂裸醒どものバトル(試練)とパズル(謎解き)が今、始まる!!
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Posted by ブクログ
タマラセシリーズ2巻目。
後天的にタマラセを手に入れた者に起こる副作用。(暴走へのカウントダウン)
能力者たちの「あがき」が見所だろうか。
生きるため、生きていくため、生きることに意義を見出すため、それぞれが火花を散らせて戦い抜く!
といった感じです。
義務感と使命との違いはどこにあるのでしょうか。
そんなことを考えさせられたこの一冊。
難点としては、やはり設定を頭にいれるのに時間がかかる点。
毎回登場する能力者達の設定説明の為に大きな時間を取られている気がします。
そこが縛りになっている感じ。