あらすじ
※幻冬舎から配信中の『植物図鑑』と同じ内容となっております。重複購入にご注意ください。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」「――あらやだ。けっこういい男」――ある日、道ばたに落ちていた彼、イツキ。さやかが彼から聞いたのはそれだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく――。花を咲かせるように、この恋を育てよう。『阪急電車』『図書館戦争』の有川浩、最新にして最高のラブストーリー! 番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載!!
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Posted by ブクログ
独身OLが拾った?躾けの良い青年と同居し、野草を摘んでは青年が料理をして話が進んでいくラブストーリー。
私の場合、多くは原作の小説を読んで気に入った物を映画(DVD)で見るのがパターンだけれども、「植物図鑑」については映画を先に見て、今回、小説を読んだ。
映画がハッピーエンドだったから安心して原作を読むことが出来たけれど、エンディングは映画と原作では違っていた。ハッピーエンドには違いはないけれど、原作の方が説得力があるような気がした。
原作は植物の名前で章建てされており、題名である「植物図鑑」にふさわしいものだと感じた。映画では感じられないものだった。
植物といえば、小学校の時、植物に関する簡単なテストで酷い点数を取り、友人の母親(何故か友人の。。)から厳しいお叱りを受け、それ以来、植物嫌いになっていたけれど、これを機会にショクブツズカンでも買って、野草の名前とか興味を持とうかな等と思った。
Posted by ブクログ
小学生の頃、学校の帰りに野イチゴ食べたりホトケノザの蜜吸ったり、お母さんと近所の公園につくしとりに行ったり、まあまあ都会なりに楽しい野草が生えてたな、と思い出した。今でもあの茂みに野イチゴとかあるのかな。
Posted by ブクログ
お勧めされていた記事をみて気になり手に取りました。
冒頭に雑草(とくくっていいのか)の写真もあるので、読みながら随時確認したりこの花はこんな名前なんだと気づきがあったり。
料理されてる様子も美味しそうで食べてみたくなりました。
男女の恋愛も絡んでいて、どうなるのかなと思っていたらハッピーエンド!
読後感のとてもいい小説でした。
Posted by ブクログ
こんな男の子いないよね…
とってもいいやつだけど、何も言わずにいなくなった理由を説明していたが、自分だったら納得いかないかも
天皇の言葉は有名ですよね
Posted by ブクログ
雑草という草はないのかあ。道端の草に名前がつくと世界が広がる感じがするね。もどかしいくらい相手を想う姿。糖度高めだけど、もっともっとと求めてしまう(笑)