あらすじ
1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達(しばとおる)は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うばかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト教団「MN」の本拠地だ。はたして来る大晦日までに、教団本部〈教皇庁〉を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを封圧(ふうあつ)できるか。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達(しばとおる)は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うばかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト教団〈まもなくかなたの〉通称MNの本拠地だ。はたして来る大晦日までに、教団本部〈教皇庁〉を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを封圧(ふうあつ)できるか――。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。
Posted by ブクログ
早々に事件が起きるが、上巻は550ページを警察情報紹介に費やして終わった。個人的にはそれはそれで面白かったが、人によっては、事件捜査が進まないことや、課長室内部の細かな間取りや調度品の描写はイラつくかも知れない。
Posted by ブクログ
一般人には知る由もない警察キャリアの日常を描く、しかしこれが本題じゃないんだからどこで話が切り替わるかとワクワクと読み進めていたら上巻終わっちゃったな。
Posted by ブクログ
キャリアの警察官が、愛媛県警と思われる警察本部の公安課長に就任。
テロ集団と化した宗教団体と戦いに挑む。
人情味、会話劇がたっぷりとあって、面白かった。
下巻の最後の大どんでん返しは、前振りが多すぎるけど、ギリギリ感がたまらない。