【感想・ネタバレ】新任警視(上)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達(しばとおる)は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うばかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト教団「MN」の本拠地だ。はたして来る大晦日までに、教団本部〈教皇庁〉を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを封圧(ふうあつ)できるか。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。

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Posted by ブクログ

1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達(しばとおる)は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うばかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト教団〈まもなくかなたの〉通称MNの本拠地だ。はたして来る大晦日までに、教団本部〈教皇庁〉を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを封圧(ふうあつ)できるか――。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

早々に事件が起きるが、上巻は550ページを警察情報紹介に費やして終わった。個人的にはそれはそれで面白かったが、人によっては、事件捜査が進まないことや、課長室内部の細かな間取りや調度品の描写はイラつくかも知れない。

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

一般人には知る由もない警察キャリアの日常を描く、しかしこれが本題じゃないんだからどこで話が切り替わるかとワクワクと読み進めていたら上巻終わっちゃったな。

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

キャリアの警察官が、愛媛県警と思われる警察本部の公安課長に就任。
テロ集団と化した宗教団体と戦いに挑む。
人情味、会話劇がたっぷりとあって、面白かった。
下巻の最後の大どんでん返しは、前振りが多すぎるけど、ギリギリ感がたまらない。

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2023年04月07日

Posted by ブクログ

老警を読んで、面白かったのでこちらも読みました。(上下巻に分かれておらず、一冊だったけどかなり厚い。しかも文章が二段)

警察組織のことや、時代背景や、もろもろ細かく描写するタイプの作者さんなので、根気がいる。
でも、細かく描写してくれているおかげで登場人物や舞台がイメージしやすい。
だから、事件が動くと映画のように頭に入ってくる。これが結構癖になるので、他の作品も読みたくなる。

カルト教団のやり口や、オウム真理教の事件など、当時幼かったので知らないことばかりだった。
次はどの作品を読もうかな〜

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2025年04月01日

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