【感想・ネタバレ】室町少年倶楽部のレビュー

あらすじ

蹴鞠で遊んだ少年の日よ何処。将軍足利家の後継者・三春丸と、その後見人である少年管領・細川勝元。みずみずしい生命力に富むふたりを取りまく権力闘争の機略。十五歳の少年に二十五歳のお妾を取らせる策略合戦。出家を望む三春丸に仕掛けられた秘策が引きおこす花の御所の奇々怪々。歴史的事実に大胆な創作を加えることで浮きあがる人間の真実を、破天荒に描く風太郎節益々快調! 表題作のほかに「室町の大予言」を収録。

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Posted by ブクログ

室町時代を題材にした中編2つ。
個人的にはあんまり馴染みがない室町時代、しかも3代将軍以降となってはさらに馴染みがなかったのでおもしろかった。
文体も飄々としていて読者に媚びている感じがなくて読みやすかった。

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2018年03月08日

Posted by ブクログ

中編が2つ。どちらもふつーに面白かったかな。室町に馴染みがいので新鮮というのはあるが、あまり予備知識がないので楽しめない部分もあり・・・。

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2011年09月24日

Posted by ブクログ

室町将軍家を巡る物語。三春丸は、わずか八歳という年齢で将軍になり、(のちの足利義政)彼を補佐する管領(いまの首相にあたる)細川勝元もわずか14歳であった。史実の点と点との間を、著者は自由に結んでいくところが、いわゆる歴史小説とは大きく異なる。

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2009年10月04日

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