あらすじ
構造主義という思想がどれほど難解とはいえ、それを構築した思想家たちだって「人間はどういうふうにものを考え、感じ、行動するのか」という問いに答えようとしていることに変わりはありません。ただ、その問いへの踏み込み方が、常人より強く、深い、というだけのことです。ですから、じっくり耳を傾ければ、「ああ、なるほどなるほど、そういうことって、たしかにあるよね」と得心がゆくはずなのです。(「まえがき」より)
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Posted by ブクログ
自分で買いたいくらいいい本
良い専門書は「私たちが知らないこと」から出発して、「専門家が言いそうもないこと」を拾い集めながら進む(中略)私たちはなぜそのことを知らないままで今日まで済ませてこられたのか」を問います。
と書いてあった。
哲学者なだけあって普段から色々考えてるんだろうな。そうでないと出てこないだろうな。
構造主義について置いとくとしても、前書きでいいこといっぱい言ってる。
○気になったこと
コピーライトとはヨーロッパ的 無から創造した造物主がその利益を取るのは当然。作品を理解してるのは創造主だ。(イデア的発想かな。)
作者が何を言いたかったとか考えてないことがわかったら、初期条件を考えるようになった。
→考察ってこういうことから?
現代の考察って加えて作者が解説したりするので、そうとも限らないけど、そういう流れの中にあるのかも。
147「ある領域について概念や語彙が豊富であるということは、その集団がその領域に対して深く関心を持っている
→出世魚みたいに細かく決まっているのは食べるなり売るなりで興味があるからだなと。
147あらゆる文明はおのれの思考の客観性指向を過大評価する傾向にある。
→自分もそうだとハッとさせられました。自分は客観的に判断できているということこそ、過大評価なのだ。
最後の方はちょっとだけ難しくてよくわからなかったけど。また読みたいなとおもいました。