【感想・ネタバレ】イルゲネス-黒耀の軌跡- ２巻のレビュー

桑原水菜 / 石据カチル

イルゲネス国立軍学校に入学してしばらく経ち、自ら他者と距離をとり、孤立しがちだったフォンも、寮のルームメイトとなったジェイクには少しずつ心をひらいていた。ある夜、悪夢にうなされ発作を起こしたフォン。ジェイクに明かしたフォンを苦しめる悪夢の原因は、両親と闇市場の因縁と、凄惨な過去で――。

[イオ · ★★★★★]

不幸に苦しむフォンと、不自由を憎むことが出来ないエス。すごくもどかしくて、でも幸せになってほしくて、読む手が止まらなかった。