あらすじ
「祝福」の力をもつ聖女マリーアンジュ。束の間の休息ののち、聖女としての力を取り戻し、王太子となったダレンとの婚約生活も順調な毎日。そんな彼女のもとに、ある日隣国ユリシーズから回復の聖女がやってくる。隣国には様々な力をもつ聖女がいるという話を聞き、興味をもったマリーアンジュはダレンと外遊に向かうが、ユリシーズの王太子がマリーアンジュに興味を示す。マリーアンジュを強引に妃にしようとするだけでなく、祖国をも属国として手に入れようと手段を選ばない王太子。そんな彼に、マリーアンジュは微笑みながら“ある贈りもの”をして…。
圧倒的大人気作、待望の第2巻!!
感情タグBEST3
王太子って腹黒が多すぎ!
晴れて王太子になったダレンとマリー、今回は隣国を巻き込んでの継承権争いと聖女の取り合い?でもやはりバカ王子はバカだし、つるむ相手も選べない。ようやく結婚式を迎えられ、ダレンも安心できるかな?お幸せに。
この巻も面白かったです。
元婚約者はなんで学習しないかなぁ?勉強はそこそこできたようだったのに…。母親を2度も悲しませることをして、王妃様、可哀想に。
聖女の力は祈り方によって反転できるというのが面白かったですね。
ズルをしても後々バレるだろうに、11人もいる聖女怒らせたら、国滅びますよね。
今回は隣国の聖女を巻き込んだ愚か者たちの転落、そして転落再び。
祖国の第一王子がアレだったが、こっちの第一王子もアレな感じ。まぁ、策士なだけ厄介だがマリー&ダレンにかかれば赤子のよう。
聖女の矜持や純粋さを踏みにじるヤツには天罰を。
このシリーズまだ続くかな?結婚式をどうか!
人間らしく悪女する
清濁併呑という言葉がありますが、人とは多面の顔を持っているものです。清純なだけの人間などいくら聖女といってもおかしなものです。しかしこの物語のヒロインは聖女の顔の裏側に、人間的な腹黒さを持っていて、とても素敵でした。前巻で嵌められた元王太子、今作で初隣の国の王太子も含め、最後にはしっかりとやり返しをして、読んでいてスッキリしました。
Posted by ブクログ
面白かった。
実は1巻読んだ時のレビューがレビューでなかった件(笑)
本の内容には一切触れてないっちゅう、ことになったが。
ざまぁ系、帯によると1巻はシーモアで1位だったらしい。
聖女が土地を浄化することによって、治安が維持されるという設定。
聖女は地元から生まれてくる女性に発現し、
聖女として生まれたら、王妃になるという設定だった
1巻では、聖女として生まれた主人公が、
バカ王子に嫁ぐ予定を、バカがバカ女に唆されて、
一方的にバカ離縁を叩きつけ、それで失脚するという
わかりやすいざまぁだったが
2巻ではそのバカがこんどは隣の国のバカと結託して
共倒れになるという痛快な話となっている。
これ系、滝沢馬琴とかに似ている
(まあ、ざっくりね、ざっくり)
もっと言うと、水戸黄門とか東山の金さんとか
様式美(笑)
すっきりして、後味爽やか
風呂とかで読むのに良いですな