【感想・ネタバレ】100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジングのレビュー

あらすじ

朝食はパンよりご飯を/野菜の王様はブロッコリー/リンゴは皮まで食べる/蒸し料理としゃぶしゃぶのすすめ/食べる順番を変えてみる/粗食は老化を進める/2日前の日記をつける/ストレスがなくなる七つ道具/カラオケ長寿法…さあ、あなたも今日から始めよう。歳を重ねても自立した生活を送れる、理想の「百寿者」への道がここにある。アンチエイジング研究の第一人者がすすめる、簡単で科学的に実証済みの「健康長寿のコツ101」。30万部突破の大ベストセラー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ここ数年、義父母の介護や看病などを通じて、健やかに老いることの難しさ、大切さを実感しています。
そういう意識で選び、先週読んだ本です。

「100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング (文春新書)」

長年、老化やアルツハイマー病などの研究に取り組んできた著者は、100歳を過ぎて、身の回りのことができて自活している人、100歳という年齢を楽しむことができる人、100歳でも自分のやりたいことができる人のことを元気な「百寿者」と読んでいます。
この本は、年齢を重ねても、ボケずに元気な百寿者を目指す、毎日の生活の中で実践できるちょっとしたコツを、短く簡潔な読みやすい文章で101の方法として紹介したものです。

前半、1~46までは食事に関すること(食事編)、47~82は毎日の習慣に関すること(習慣編)、83~101まではいくつになってもできるアンチエイジング・トレーニング(運動編)について書かれています。
例えば、食事については、
・朝食抜きは肥満のもと(3)、朝食はパンよりご飯を(4)
・魚の王様はサケ(7)、野菜の王様はブロッコリー(10)、リンゴは皮まで食べる(6)
・食べもので寿命の変わった県がある(35)、体重は毎日測ろう(36)、食べる順番を変えてみる(41)
・・・といった、食べものの選び方や食べ方のコツ、

習慣編では、
・ひとくち30回は噛もう(49)、パソコン・携帯電話・テレビは遠ざける(62)
・7時間睡眠が長生きの秘訣(71)
・嫌なことはどんどん忘れる(65)、なんでもやってみようという精神(53)
・・・など、百寿者に共通する生活習慣や精神、ものの考え方などについて紹介しています。

最後の運動編では、
・まずは足腰を鍛える(84)
・坂道運動-スローピングをご存知ですか?(86)
・「速く歩く」「ゆっくり歩く」をくり返す(89)
・イスやテーブルにつかまってスクワット(91)
・誰よりも若々しく見える首の体操(177)
・骨盤を引き締めて老化を防ぐ(94)、気がついたら体を締めておく(97)
・・・といった、具体的な方法が紹介されています。

どれも1つ1つはそれほど難しくないことですが、これを毎日、何ヶ月も、何年にもわたり実践することの難しさ・・・。
きっと、こうした1つ1つのことを、毎日コツコツと自然に続けていけるような人が健康で長生きできる人なのだと思います。

私も自戒・努力しつつ、両親や夫も読んでもらい、みんなで実践していきたいと思っています。

最後に、
・筋肉は何歳になっても鍛えられる(88)
・何歳からはじめても効果があります(101)
とあるのが希望を与えてくれます。思い立ったその日から、いつまでも若々しく、元気で健康な人を目指せるのだそうです。

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2011年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 白澤卓二「100歳までボケない101の方法」、脳とこころのアンチエイジング、2010.9発行。食事編、運動編、習慣編とありますが、全般的に、私が習慣にしているものが殆どでした。難しいかなと思ったのは次の3つです。 ①メタボ予防は70歳まで。70歳過ぎたら「ちょい太」を。(筋トレ、続けますw)②2日前の日記をつけよう(これは、手帳を見ないと無理ですw)③PC、携帯、TVを遠ざける。(PCは難しいですw。携帯はあるだけ、TVは録画中心)

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2022年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 『週刊文春』での阿川佐和子との対談が、あまりにも面白かったので、単なるマニュアル本とは知りつつ早速購入して一読。
 様々な医学データの開陳にとどまらず、長寿舎からの聞き取りによる裏付けもなされていて説得力がある。すでに巷間に広まっている健康法がほとんどで、目新しいものは少ないが、最新の研究による知見も多く含まれていて、その科学的根拠を知ることができる。
 面白かったのは、「180公式」。運動をする際の適正な最大心拍数は180から自分の年齢を引いたものとのこと。(私はスポーツジムに通って自転車を漕いでいるが、その時の最大心拍数とほぼ一致していた。現在の負荷のかけ方で良いことが確認できた)
 誰でも長寿遺伝子を持っているという話も興味深い。Sir2という遺伝子は誰もが持っていて、食べ過ぎると働かないという。NHKテレビでもやっていたが、この時は長寿者のみが持つ遺伝子として報じていた。「腹八分」という昔から言い伝えられてきた健康法も、科学的に証明されつつある。「健康法も年寄りの知恵から学べ」ということらしい。

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2012年06月26日

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