あらすじ
コロナ禍、インフレ、DX……。
激変するビジネス環境下で、「売れない問題」が発生したら、どう対応するのでしょうか。
実践マーケターが、多くの具体例から解きます。
「売れる仕組み」を構築するマーケティングのステップは超シンプル。
1 何を(Product)、2 誰に(Target)、3 どうやって(Communication)
の順で考えます。
では、以下のような「売れない問題」が発生したらどうすればいいのでしょうか。
・売り上げがじりじり下がる
・新規顧客が獲得できない
・既存顧客が離れてしまう
・期待の新商品、新サービスの食いつきがいまいち
・広告や販促の効き目が薄い……
こんな場合も、原因追及は3つのステップで超シンプル。今度は逆に、
1 どうやって(Communication)、2 誰に(Target)、3 何を(Product)
の順に考える。
その具体的な方法につき、身近な事例から有名なケースまで、具体的なエピソードをふんだんに紹介しながら、わかりやすく解説します。
【目次】
プロローグ 「売れない問題」に悩む私たち
第1章 「売れる仕組み」をどう動かしていくか
第2章 「買いたい人」は、あなたを知らない
第3章 顧客の心理は、日々変わっている
第4章 「売り物」の価値を高め続ける
第5章 仕組みで買っていただく力
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
非常にわかりやすくマーケティングについて書いてくださっていました。
最近、マーケティング研修を受けたのですが、あまり楽しくなかったため、自分で学ぼうと思って2~3冊をサクッと読みました。
私の中での「マーケティングとは?」は「モノ・サービスが売れる仕組みを作る」ことだと考えています。営業活動はその一環としての取り組みの1つにすぎません。マーケティングは組織として取り組まなければならないのですが、まずは自分自身が学ばなければならないと思って本を読みました。
特に印象的なのは【価値を発見すること】です。
・なぜPCを買いたがるのか?
・なぜ野菜ジュースを飲みだがるのか?
を考えると、そこには顧客の思い(価値)があり、達成したいことがあります。営業はそれを見抜いていかなくてはいけません。だからこそ、今自分がやっている定点観測や市場調査、トレンド調査は「便利になりたいから」といった浅い理由で終わってはいけないのだと思いました。
Posted by ブクログ
マーケティングとセールスの仕組みを解説するだけでなく、自身の経験をもとに落とし込んでいるので、実務書を読む前の読み物としておすすめ。
1人ではなく、会社組織としてマーケティングしていくことの大切さを再認識した。
10年前くらいのセールスやマーケティングの本で止まっている人の再入門としてもいいと思う。