あらすじ
友成洸は19歳。小学生の頃からカフェ「エスターテ」の常連で芦屋三兄弟とも仲がよい。特にサーフィンを教えてくれた次男の芦屋冬海に懐いていた。しかし8年前、冬海の親友だった洸の兄・輝が海で事故死したことから、冬海はサーフィンをやめてしまう。兄の死を悔いているからか、洸とも目を合わせてくれない冬海に、子どもの頃から想いを寄せる洸だったが……。
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Posted by ブクログ
泣いちゃった・・・。
片思いモノ。
やさしいけど、決して本気にならない男を想い続ける受が、可哀そうで可哀そうで・・・!!
このシリーズ2巻目で、3兄弟の次男が主人公の相手役。
美貌のカフェマスター×その幼馴染の弟。
身代わり愛に近いですが、事情がもうちょい複雑。
誰にでも優しく来るもの拒まずの無節操な男が、罪悪感で受の告白を受け入れるお話し。
ひどいな~と思いつつ、でも報われてほしくて読む手が止まりませんでした。
シリーズ4冊目「エゴイストの初恋」に続きがありますが、甘さはそちらにお任せしまして、こちらは切なさに胸が痛みました。
もちろん一巻完結のハッピーエンドなので、安心してお読みください。
ほんと、高岡さんの片思いモノには泣かされます。
大好きな作品です。
全4巻
1.「野蛮なロマンチスト」・・・長男
2.「不機嫌なエゴイスト」・・・次男
3.「我儘なリアリスト」・・・三男
4.「エゴイストの初恋」・・・次男
Posted by ブクログ
洸が健気すぎて切ないねぇ。 それに比べて冬海はなんとも酷いというか、親友の輝が亡くなってしまった時にきっと心が壊れてそのまま時間が止まっちゃったのかも知れないですね。 そんな冬海の事がず~っと好きだった洸。 目も合わせてもらえないっていうのもすごく切ないよね。 それでも頑張る!っていう前向きな受けではなくって、只ただ好きなんですよね。