あらすじ
【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】ヤケ酒した日の翌日、見覚えのない一軒家で目を覚ました会社員の木村。泥酔し倒れていたところを介抱してくれたのは、その一軒家の持ち主・国島だった。落ち着いた様子の国島と温かい家の雰囲気に、木村は久しぶりに心の安らぎを感じる。その後、国島と会社で再会し同じプロジェクトに参加することになり、困惑しつつも交流を深めていく二人。次第に国島の存在がかけがえのないものになっていく木村だが…。穏やかで朴訥な研究員×真面目で繊細な営業マンが紡ぐ、不器用で愛おしい大人たちのラブストーリー。
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すごく良いお話。ほんとに。
この作品はほんとに令和に描かれたお話?まんま昭和の時代のお話ですよーと言われても違和感なく読める。最先端の機器も、今どきの流行語も出てこない、なんなら、お花見や花火見物を会社の人たちとって、今どきよりむしろ昭和。一軒家に住み野菜を収穫、素朴過ぎる。
恋愛に関しても、穏やかに優しく順調に時間をかけて、友だちから大切な人になり、同棲する事、家族に紹介したいという流れまで、無理矢理感もなく、自然に進む経過が本当に素敵だった。ここまで優しい救済なようなお話はなかなかない。受けさんの元カレも悪い人ではなかった。それも仕方のない事。お話が全く破綻してなく、ノンケとゲイのマッチング出来て、ほんとに素晴らしかった。
ドキドキしてしまった、、
自然や猫ちゃんに、スーツ姿に、たばこ、
素敵な台詞、大人のお兄さんたち
もう1年くらい恋人とお別れしたのですが
すっきりせずモヤモヤ過ごしてきた私
なんだか国島さんの言葉しみました...🙃
こんな素敵な台詞、、、
作者さんすごいな〜~
大好きな漫画になりました♡
癒された〜〜〜また読み返します♡
Posted by ブクログ
「恋愛とは 恐ろしいものです」
温かみのあるイラストとほのぼのとした雰囲気に惹かれて購入した。
国島と木村が抱える過去の恋愛の傷の話や、素朴で優しく温かい彼らの会話が心に染み渡っていくように心地よかった。
木村は自分の過去の話をする時「すみません。こんな話されても困りますよね」とよく言う。
でも、国島はどんなに小さな話でも「興味あります」「それで?」と彼の話に真剣に向き合ってくれる。
彼の言葉を遮ることもせずただ「うん、うん」と言ってくれる。
国島:「木村さんはその人のこと大事にしていましたよ。」「その人は木村さんに愛されて幸せだったと思います。俺は…そう思います。」
木村:「国島さんは僕にとって特別な人です。
僕と友達になってくれてありがとうございます。」
国島は決して雑に言葉を選ばない。万人受けするような言葉で相手と会話をしようとしない。
コピペのような言葉は使わない。
時には、なんて声をかけていいか分からず、言葉が出てこない場面もあったが何も言わずに木村の背中を摩っていた。
ただの自分の言葉で相手と向き合う。
目の前の人と言葉を大切にする人を私は心から尊敬したい。
特別なことはせずとも、ただそっと隣に寄り添ってくれる。
そんな国島に繊細な木村の心がほぐされていく。
私は空気感が合う素敵な2人の関係が好きだ。
異性や同性、それら以外でも性別関係なくお互いが好きと思える気持ちや、心救われる関係性は素敵だなとしみじみ思った。
私には新しいジャンルの漫画だったが出会えてよかったと思えた作品だった。
何度も読み返したい。
素敵でした!
大人の恋愛!素敵でした!
2人の間の穏やかな時間が見ているこちらも心地よく、ただ確実に好きになっていっている様子がとてもキュンキュンできるお話でした!
強いていえば
絵の雰囲気と、物語の流れのゆったりさがマッチしていて、見ていてあったかい気持ちになれる作品。国島さんの家とキャラと見た目も良きです。
ただ、不眠症になる程好きだった元カレと別れたばっかですぐ次の人ってなる所と、ノンケの国島さんがすぐ木村さんを好きになっちゃうのもちょっと展開早いなーと思わなくもない。でした。