あらすじ
涼月家を出た俺たち坂町兄妹は、マサムネの家に居候していた。相変わらずコイツは素直じゃないんだが、少しずつ紅羽とも打ち解けてきたようで、人当たりも柔らかくなった気がする。どこか家族のように温かな、ちょっと悪くない、つかの間の生活。だが、そんな居候デイズも突然の訪問者により終わりを迎える。「今日からあなたたちの隣の部屋に住むことになった涼月奏と近衛スバルです」出たな、デビル涼月……。さらに涼月は全校生徒の前で、近衛と自分が付き合っているという宣言をしやがった。それは涼月革命と呼ばれる事件。一人の少女が起こした、激情に濡れたレジスタンス。学園執事ラブコメ第九弾! 執事と主の口唇が重なるとき、革命の幕が上がる――。
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Posted by ブクログ
マサムネが「主券」を使って、近次郎と紅羽を自分の家に引き取ることになりますが、やっぱり近次郎は犬扱いされることに。さらにそんな彼女の隣に、奏とスバルが引っ越してくることになります。
ところが、近次郎とマサムネが同棲していることを、ナクルに知られてしまいます。疑惑の目を向けるナクルに迫られたマサムネは、大勢の生徒たちの前で近次郎と自分が恋人どうしだと宣言してしまいます。
近次郎とスバルのBL関係を信じて疑わないナクルでしたが、さらに奏が現われ、自分がスバルと付き合っていると宣言し、近次郎とマサムネ、奏とスバルの4人で、ダブル・デートに出かけようと提案します。
近次郎がデートの場所に選んだのはウサギカフェでした。ところがそこでマサムネは、いつも快活な奏が、じつは自分と同じ深い人間不信を秘めていることを知ってしまいます。奏は、マサムネの指摘を激しく拒否し、一人で店を出て行くことになります。
うろたえるスバルを見た近次郎は、彼が何かを隠しているのではないかという確信を深め、親友の自分を頼ってほしいと言いますが、スバルは奏のためにも話すことはできないと告げます。自分の無力を感じた近次郎は、親友どうしでいるのはやめにしないかと告げてしまいます。
前巻に引き続いて、4人の思いが錯綜し、人間関係が激しく動いていきます。それでも、やはり落ち着く先が見えているからでしょうか、無軌道に引っ張り回されていると感じることもなく、安心してストーリーの展開に身を委ねることができました。
Posted by ブクログ
マサムネ同棲編ですよ.
というわけで,マサムネ宅で暮らす事になったジローと紅羽.
一つ屋根の下で一月あまりを過ごしてたらば
隣の部屋に涼月奏と近衛スバルが越してきて….
そんな話.
しかしジロー君はいつも女の子と一緒に居るねぇ….
坂町ハーレムの住人は着々と数を増やしております.
デレたマサムネさんが可愛いなぁちくしょう.
そしてシュレディンガー先輩が男前過ぎる,女だけど.
シュレ先輩マジかっけーっす!
Posted by ブクログ
あれ?まよチキってこんな話だったっけ?って思うくらい急にどろどろとしてきました。
でもこういう展開は嫌いではないです。
今回の巻はかなりうさみんにスポットを当てており、うさみん好きには満足出来るものでしたが、今後のことを考えるとこの巻で読むのをやめるのが一番幸せなような気がしないでもないです。
Posted by ブクログ
前巻からの続き、凉月家からマサムネのマンションに居候することになった坂町兄妹、それから1ヶ月が過ぎジローはキャッキャッウフフ日々を過ごしているかと思いきや、当然そんなことはなく相変わらずな日々を過ごすジロー。そんな折、隣の部屋に凉月奏と近衛スバルが引っ越してきて、スバルに告白したジローは気まずくてもう大変…。さらに学校ではマサムネがジローとの交際宣言をしたかと思いきや、奏はまさかのスバルとの交際を宣言し、流れで二組はダブルデートをすることになる。しかしこのダブルデート複雑な関係性が更にこんがらがって、最後はあの人がまさかの告白!!
今回も面白かったな、ジローは女性陣に振り回されていっぱいいっぱいなのはまぁ、仕方ないとしてこの物語どんな風に終わるのか今から楽しみだ。個人的には今巻のマサムネの動向はついにかとしみじみとした、ガンバレ、マサムネ。
Posted by ブクログ
ツインテールは、普通にいい子なんだけれど。やっぱりお嬢様派だな。 だんだん病んできているのが怖い・・ 救いはないんですか! まぁここまで来たらほぼ出来レースでつまらないんだけれど。 どういった言葉ですべてを収めるのか。
Posted by ブクログ
ラストに向けて関係がドロドロしてきたな。マサムネ家での居候が中心からマサムネ派の僕にとっては満足できる内容でした。
ヘタレな内容では終わってほしくないですね、受け身ながらも最後はしっかり締めてほしい