あらすじ
絵画の贋作に端を発した「王国を揺るがす争い」を、
未然に収束させた「偽りの恋人同士」のフィオナとジャイルズ。
褒章授与のため、初めて王宮を訪れたフィオナは、
中庭で、花の手入れをする王弟・グレンヴィル公と出会う。
王弟がフィオナの髪に差してくれたのは、一輪のバラ――。
ある日、異国を常に旅しているフィオナの叔父・レジナルドが突然帰国する。
大喜びするフィオナだったが、レジナルドはそのとき初めて顔を合わせた
「姪の恋人」のジャイルズに、とある疑問を抱く。
「だって君、なにか隠してるよねえ?」
「僕の大事なフィオナは自分の足で歩けるし、歩きたいと言う子だ。
あの子らしさを損なうくらいなら、無理にでも君と引き離したほうがいいかなって思うよ」
そして、二人が「恋人のフリ」をする最後の大舞台・白の離宮の舞踏会で、
突然、何者かに攫われたフィオナは、絶体絶命の危機に――!?
感情タグBEST3
王妃様主催舞踏会
楽しそうなドレス支度の様子や好きが溢れちゃってるジャイルズの会話・やり取りにキュンからのゴードンとの対峙
はらはら、どきどきでした〜
公開されてるweb版と大きく変わりはありませんが、番外編の大叔母様とミランダ様の様子も知れて満足です
ついに次巻が最終巻なのかな?と思うともう悲しい〜
楽しみにしています!
違和感が
離宮とは言え城内なのにナイフを持って入場したとか、監視対象の人間が入れるとか、どんだけずぶずぶな警備なのかと思いました。
王太子の呼び出しにも違和感があるし、王太子も人が変わったような描写もあり(成長かもしれんが)、王弟と王太子はフィオナ誘拐に1枚噛んでるんじゃないかとか、キャロラインとゴードンを引き合わせた人物も居るんじゃないかとか、気になるところがいっぱいで次巻が楽しみです。
今回も、ハラハラドキドキしながら読みました。
2人が、自分の気持ちに気付いた事は、進歩かなあ。
でも、ゴードンも、ただの悪人では無く、国ごと恨む事情があったなんて。
続きが待ち遠しいです。