あらすじ
最新科学では70歳以上の高齢者に関するポジティブなデータが発表され、「お年寄り」の実態は昔と今では大きく違っていた。これまで「高齢者の常識」を覆し続けてきた著者が、気休めではない最新の知見をもとに加齢によるいいことをアップデートし、幸福のステージに向かうための実践術を提案!!
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Posted by ブクログ
年甲斐もなく、好き勝手に生きる人はいつまでも元気。
無茶はしなくていい。
自分をいたわる人に「いいこと」は訪れる。
世界各国の研究機関によって70歳以上の高齢者に関するポジティブなデータが次々と発表された。
本来、私たちは年とともに幸せになる。
そのレールに乗れない人と、乗れる人の違いは。
まずは、自分の声に耳をすませよう。
とこの本の裏にかかれています。
データ、エビデンスに基づくお話には素直に耳を傾けたいモノです。
高齢者専門の精神科医として、30年以上高齢者医療に携わってこられた著者の言説には説得力があります。
信じるか信じないか、著者の提案に騙されたと思って乗っかるのも良いと思いますが(笑)。
旧態依然としたマスゴミの垂れ流すネガティブな高齢者情報から脱却する良い機会となる本と思いますが(笑)。
内容
はじめに
第1章 高齢者の脳には「伸びしろ」がある!
第2章 幸福度がもっとも高いのは実は高齢者
第3章 健康寿命は思うより長い!
第4章 「いいこと」をさらに10倍増やす
第5章 若いときとは違うからこその「いいこと」
おわりに
幸福のUカーブ
エイジングパラドックス
エイジズム
ミッドライフ・クライシス
など聞き慣れない用語が出てきます。
知らなかったことも次々に出てきて、前頭葉の刺激のため是非とも一読ください(笑)
Posted by ブクログ
①厚労省が2019年に発表した健康寿命(男性72.68、女性75.38)は、ただのアンケート結果(主観的であやふやなもの)。本当の健康寿命は、男性82歳、女性85歳。②「幸福のUカーブ」:人の幸福度は18歳から下がり始め、49歳で不幸のピークに達し、再び上昇、最も高いのは82歳以上。③湯川れい子さんのモットー:「あいうえお」。会いたい人に会う。行きたいところに行く。嬉しいことをする。選ぶ。美味しいものを食べる。和田秀樹「70代からいいことばかり起きる人」、2023.1発行。