【感想・ネタバレ】なぜ、日本には碁盤目の土地が多いのかのレビュー

あらすじ

私たちが目にする日本の農地には、とりわけ方形(正方形や長方形などの四角形)のものが多い。市街地でも、多くの街路が碁盤目のように直角に交差しているのが普通だ。一つひとつの宅地や施設の敷地もまた、方形の土地区画である。狭小な国土をくまなく区画するのであれば、蜂の巣状や三角形など、ほかの形状もあり得るし、世界を見渡せば、さまざまな形状の土地区画が見られる。本書の目的は、日本はなぜ、このような碁盤目の区画を志向するのかを探ることである

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Posted by ブクログ

古今東西の、農耕地区画、都市の方格・区画が紹介されており、カタログとして面白いが、本の表題である「なぜ碁盤目の土地が多い?」については、しごくあっさりしか説明していない。もちろんすべてのケースに共通する大原則がある、というわけでもないので、碁盤目であれば、これとあれの点でメリットがあると思われる・・という程度のお話でも仕方ないのかもしれないが。
文中で、すごく久しぶりに浮田先生の名前を目にして、懐かしさを感じた。人文地理学かあ。

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2023年01月31日

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