あらすじ
世話焼きな性格のせいか、恋愛が長続きしない沙也香。ナンパから助けてもらった縁で会社の顧問弁護士である佑と知り合い、付き合うことに。その数日後には合い鍵を渡されて!苦い経験から悩んでいると、「じゃあ結婚しましょう」いきなりプロポーズ!?濃厚なキスと執拗な愛撫にとめどなく蜜が溢れ……。スピード結婚は幸せへの最短ルート!?恋愛下手女子の運命ラブ!
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こっちの話の方が好き
『愛妻観察日記』では、割とドライな感じのお姉さんだった沙也香さんですが、まさかのダメンズ製造機だったとは…
でも、たぶん、沙也香さんがダメンズを引き寄せてたんでしょうね。
面倒見が良くて、気風が良くて、美人で…
ある時、出会ったのが、佑さん。優しいだけじゃなく、相手を自立させるために時に厳しいこともきっぱりと言える人。なかなかいない人種。特に「お察し文化」の日本では。
誤解を与えないように、さらっとはっきりものを言うところは、イタイところを突かれた人には、煩わしいかもしれないけれど、こういう人が、結局、実は優しくて信頼できるんですよね〜
ちょっとサディスティックな、足フェチというよりお尻フェチ?な性癖もけしからん、もっとやれって感じです(笑)
出会って3ヶ月でスピード婚。0日結婚より人柄を知ってなお、畳み掛ける手際の良さに優秀な弁護士さんの力量が垣間見えたな…
凄く良かった〜
スピンオフ作品とは知らずに読みましたが、ちゃんと楽しめる様になっていました。
凄くまともで、人間的に魅力的。爽やか、真っ直ぐ。こんな言葉がピッタリな彼とお話しでした。
仕事に一生懸命で、子供を守りたいとボランティアで子供シェルターの活動をして、恋愛も素直に真っ直ぐ。こんな素敵な人に惚れるに決まってますよね。
読んでいて、私も素直に真っ直ぐ一生懸命生きてみたいと思いました。
作者買い
卑屈ってわけでもないけど、何となく自信が持てなくて。だからなのか人に尽くしちゃう傾向ありのヒロインが努力家のヒーローと出逢い、少しずつ視野を広げ成長していく様子が自分の事のように嬉しく感じた。
付き合ってからはハイスペック男子の底力に震えたが、出逢いからの二人の距離の詰め方が誠実でとても好感が持てる。
エア猫やモテモテおじさん。不倫や子供シェルター。
クスッと笑えるものや悲しみや苦しみを伴う事。
お邪魔虫や事件はないが、豊かなストーリーに大満足の読後感。
ヒロインの親友夫婦が主人公の『愛妻観察日記(裏)』は未読なのでそちらも読んでみよう。
良かった
タイトルにめちゃ高速しあわせ婚とあるので、もっと勢いというかノリでガンガン突き進む系かと思ってましたがそんなことはなく。
ちゃんとお互いに向き合い、愛をじっくり育んでからの結婚でした。
ヒーローのムッツリというか性癖がちょいちょいオープンになっていくのも面白かったです。
ダメンズ育成機だったヒロインが、ヒーローによって自己肯定感を高め成長して行く様子も良かった。
ヒロイン親友のお話があるとのことなので、ぜひそっちも読んでみたい。
TLにしてはイラストが大変エロエロしく大変けしからんという感じで素晴らしく良かった笑
Posted by ブクログ
章タイトルに「破られたストッキング」とあったので、沙也香に危険が及ぶのかと思ったら全然違った。
寧ろそっちかー!と別の意味で驚かされた。
佑、きみ作中でも彼女に突っ込まれていたけど、そういう癖(ヘキ)か!!
普段さわやか年下イケメン(ジム通いで体も程よくできている)だったので、そのギャップがまた……!
年下ゆえの余裕のなさということにしておこう。
元カレ元カノだの、主役二人に横恋慕してくるライバルキャラだのが登場しない話なので、二人の馴れ初めからスピーディーに進展していく関係性を見守る感じの話だったと思う。
付き合うのも合鍵渡すのもプロポーズもそれ以降も速いのよ!
それはもう佑くんが優良物件すぎる人だからこそできた技だと思うが。
片親で大変だった思いをしたからと、そういう子供たちを放っておけないと子供シェルターの方も頑張っちゃうくらいできてる人間ですから、彼。
いや、その裏で上記の件の発覚はあったんですけども、それはさておき。
寧ろ沙也香さんの同僚なり弟さんなりの方が危なっかしかったので、そちらの方でハラハラした。
不倫、高額教材販売はやめましょうね……本当に。
どちらも何とかなってよかった。
恋愛面での敵はいない一方で、下手すると相手に尽くしすぎちゃう沙也香の意識改革の話でもあった。
どこか自信のなかった、でもおかん気質の彼女が、佑との交際のお陰で前向きになれたし、恋愛面はもちろんのこと仕事面でもキャリアアップできてよかった。
佑くんは「私が作りました」の生産者シールを彼女に貼ってもいいと思うよ、本気で(この件は笑った)
笑ったと言えば、エア猫の話も本当に爆笑しました。
結局最後までそのネタ出てきたところも含めて。
逐一微笑ましい二人である。
プレイは、まあ、なんですけど。