【感想・ネタバレ】ねぼけ人生のレビュー

あらすじ

陽気な落第生だった少年時代、ラバウルで死の淵をさまよい片腕を失った戦争の時代、赤貧の中で紙芝居や貸本マンガを描き続けた戦後、そして突然訪れた「鬼太郎」と妖怪ブームの中で締め切りに追われる日々。のんのんばあが、南国の土人たちが、奇妙な「水木荘」の住人やユニークなマンガ家仲間が彩る波乱万丈の人生を、楽天的に生きぬいてきた日本土人・水木しげるの面白く、ちょっぴり哀しい半生の記録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ほんまにオレはアホやろか」と「のんのんばあとオレ」と重なることころも多いけれど、ところどころに二作に描かれていない詳細な出来事や奇人変人が登場する
貸本漫画家から連載漫画家期に移行するあたりのことが二作に描かれてないことが多いかな
三作を連続して読むと飽きちゃうので注意
それにしても水木先生は変人だなぁ、、
これで「ゲゲゲの女房」を読めばなお面白くなるぞ!
ドラマを入り口に水木世界に入り込む感じ

0
2012年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前に読んだエッセイと内容がかぶっていたので割りとさーっと流し読んだ。
南方での戦争の描写から戦闘が凄まじかったことが分かる。
ラバウルに行ってもマイペースな水木先生には完敗だな。
営んでいた下宿の店子も変わった人が多すぎる…!
当時の漫画家たちもキャラが濃い!
手元に置こうかなー、これ。

寝ずの番事件は一瞬の出来事で、奇襲みたいなものだったろうから
水木先生を攻めるのはお門違いだなと思う。
戦争中瀕死の上官に頼まれたのにパパイヤ食べちゃったのは
ちょっとなんだかなーと思ってしまったけど、
食べ物が少なかった中でのことだと考えると何とも言えない。
戦争ってこういうものなんだ、と。
戦後に生きる戦争の欠片も知らない私たちがとやかく言えることなんて存在しないと思った。

0
2013年11月10日

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