【感想・ネタバレ】もっと使いこなす!「システム思考」教本のレビュー

あらすじ

何が「好循環の人」と「悪循環の人」を分けるのか?
具体例を中心に、きっちり現実問題に応用できるようになる本。

ビジネス、社会、組織、個人の成長や進化に役立つ究極の方法――。それがシステム思考です。
こんな「どうして?」にため息をつく方々のための実践的処方箋。

●どうして努力が実らないのか?
●どうしてある解決策が別の新たな問題を生み出すのか?
●どうしてつい他人を責めてしまうのか?
●どうして人は思うように変わってくれないのか?
●どうしていつの間にか望まない状態に陥るのか?
●どうして部下が育たない

※本書は2010年10月に東洋経済新報社より刊行された『もっと使いこなす!「システム思考」教本』を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

学習する組織からの発展読書。
読んでよかった。システム思考を増強できた。
ここから発展してさらに、「U理論」の本を読みたくなった。
氷山モデル、推論のはしご、シングル・ループ学習とダブル・ループ学習など新しい知識を得たことは大きい。

-引用-
問題解決を目標にすると、目標達成に近づいたときに力が弱まります。目標設定は「何をなくしたいか」ではなく、「何を創りだしたいか」を考えましょう。

現状比に立脚して目標を定めると、成長局面では好循環を作りますが、下がる局面では簡単に悪循環を作ってしまいます。目標基準を設定する上で重要なことは、まず自分たちにとって絶対に譲れない目的や長期ビジョンを明確に持つ事です。絶対的な目的やビジョンにもとづく目標はそう簡単にぶれません。

仲間との対話がアイデアを生み出す
システム全体として破滅に向かうとわかっていながら、それぞれが利害関係者が自己の目の前の利益に執着している状況において、いかに自分たちの思い込みや固定概念を捨てて変われるかが最大のチャレンジとなります。

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2013年04月14日

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