【感想・ネタバレ】地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問のレビュー

あらすじ

「地政学が最強な理由」を挙げたらキリがないほどだが、その際たる例が「“圧倒的教養”が身につく」点だ。
経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学……。地政学にはあらゆる学問が詰まっている。地政学を学ぶということは、同時にそれらすべての学問の知見を一気に身につけるに等しいのだ。

いま世界のビジネスエリートたちが、こぞって地政学を学んでいる。
それはなぜか?
まさしく、「地政学が最強の教養である」ことに気付いているからだ。

日本、アメリカ、中国からロシア、アジア、中東、欧州まで。
基本も最新情報も、地政学を全網羅。

ビジネスエリートになるための入門書、登場!

※カバー画像が異なる場合があります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

*日本人は平和ボケしていると言われるが、まさしく自分も平和ボケしていたと痛感させられる本だった。


---世界で起こる戦争や人権弾圧などの悲惨な出来事を読み解く時に、感情や価値判断を一時脇に置いて、相手の立場になってその悲しい出来事が起こる理由を考えてみる思考訓練である。プーチン氏は狂っている、習近平氏は理解不能だ、バイデン氏はあてにならない、誰でも個人的な意見を持つことは素晴らしい。しかし、現実的に残念なことがこれ以上起きないようにするためには、条件反射的な対応ではなく、相手の立場に立ってなぜそういうことが起こるのかを考えることがとても大事だと思う。


---ウクライナ情勢を見れば明らかだろう。国際社会や国連は助けてくれない。日本は会社と違って引っ越せないのだ。日本国以外、我々日本人を守ってくれない。我々の隣国である超大国の場合、どこまでサポートしてくれるだろうか?

---「好調な時にこそ、国民や自分たちに痛みのあることをあえてやらないといけない。そのタイミングは今しかないよ」

---平和という状態はバランス、つまり力の均衡状態でしかない。このことを我々は再認識しなければならない。この世は諸行無常である。つまり唯一不変なものは変化なのだ。変化する国際情勢は、やがて必ず均衡状態を崩す。力の均衡状態が崩れた場所にはその均衡が再びどこかで取れるまで非人道的な暴力が起こり続ける可能性がある。均衡状態が崩れた場所はまずはヨーロッパであった。少なくともプーチン大統領には力の均衡状態が崩れているように映ったのだ。NATOの東方拡大と結束の脆弱さが、同時に恐怖と機会に思えたのだろう。国益と恐怖と名誉が入り混じる複雑な思いで、しかし、短期決戦への自信を持ってウクライナに乗り込んだ。

*批判をするだけでは持続的で現実的な平和や安定は作り出せない。もちろん、一部の権力者の独裁的で残忍な行動は許されるものではないが、その行動に至った背景を知れば、もっと自分も建設的な意見をもてるかもしれないと思った。
本書にWeb3という言葉が出てきて、少し調べた。個人主義すぎて、社会が逆に複雑化するのではないか、変化に戸惑う人も増える。もてる人がもっと得する社会じゃないか。お年寄りにきつい。みたいな風に感じてしまったが、この本を読み終えると、社会の変化についていく努力をしないと、今後この弱肉強食の世界で生き残っていけない、その努力はすべき、と思うようになった。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なぜ戦争や国際紛争が起こるのか。
世界のトップリーダーになったつもりで、
地政学をベースに考えると解像度が上がる。
地政学について丁寧に記された一冊。

ランドパワーとシーパワーの特性の違い
四方を海に囲まれ、天然の要塞により敵の侵略の恐れが少なかった島国と異なり、
ロシアや中国のような大きな大陸国は常に隣国から狙われた状況で、国内では騎馬民族に脅かされ続けていたことなど、
どうして戦争や国際問題が起こるのか、
地政学的観点からわかりやすく説明されている。

「同志少女よ敵を撃て」と同時期に読み進めていたことや、日中関係のことなどもあって、より危機感を感じると言うか、台湾がどれだけ大切かと言うことがひしひしと伝わりました。

地球温暖化について、悲観的になりがちですが、
北極の氷が溶けることで新たな海路が開けると言う考え方はすごいと思いました。

自分も自分の子供も、その先の世代も平和に暮らせる未来であって欲しいと願います。

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2025年12月19日

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