あらすじ
時計会社の社長令嬢・楠木かおりが、人気の欧風列車サロンエキスプレスから、忽然と姿を消した。「京都号」と名付けられたその列車は、豪華なパノラマカーとコンパートメント車両で構成された、七両の臨時列車だった。かおりは新製品ペア・ウォッチの売り出しキャンペーンの責任者として八十組のカップルを「京都号」に招待し、終着駅の京都に向かっていたのだ。殺人か?それとも誘拐か?かおりには失踪や自殺の動機はないのだ。彼女はいかにして姿を消したのか?
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Posted by ブクログ
社長令嬢と北原早苗刑事と女性が大活躍。
最初に殺されるのも女性。
結末が予想できなかったので推理小説としては十分。
親娘の溺愛が課題かも。
Posted by ブクログ
平成12.11.20 初版46刷 ¥571
ワールド時計社長令嬢の楠木かおりが、人気欧風列車サロンエクスプレスから、忽然と姿を消した。「京都号」と名づけられた列車に、かおりは新製品キャンペーンの責任者として八十組のカップルを招待し、京都に向かっていたのだ。彼女には失踪する動機はない。いかにして彼女を消えたのか?ご存じ十津川警部の推理が冴える、トラベル・ミステリーの傑作!