【感想・ネタバレ】コンサルティングとは何かのレビュー

あらすじ

ドリームインキュベータ創業者にして、元BCG日本代表という、まさに日本の戦略コンサルタントの第一人者である堀紘一氏。その著者が、初めてその本業である「コンサルティング」について熱く語る!現状分析や問題解決の方法といった具体論から、求められる能力、本当の役割といった「プロフェッショナル論」、そして知られざる歴史や、あまり語られてこなかった「お金」の話まで、著者の実体験と豊富なエピソード満載で紹介。まさに、「戦略コンサルティング」というもののすべてがわかる一冊になっている。コンサルティング業界の人はもちろん、それ以外の人にも多くの発見がある。「知的創造力」を高めたい全ビジネスマン必読の書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

■まとめ
日本における戦略コンサルタントの第一人者でも有る元BCG堀紘一さんの著書だけあって、「コンサルタントとは」ということが体系的に書かれている。
コンサルタント職が溢れ、名ばかりの「コンサルタント」にならないよう、今一度「コンサルティングとは何か」を定義づける意味において、本書は価値がある。

内容メモ
▼戦略コンサルティング「4つの意義」
・企業は往々にして、顧客を把握できていない
・「過去の成功体験」が発展を阻害する
・「因果関係」を徹底的に追求できる
・戦略立案には技術と経験が必要
⇒言うならば、コンサルティングを委託する側としては、「ゼロベースでの客観性」と「戦略立案における参謀」を期待している

▼コンサルティングの仕事の本質
・何が問題かを突き止め、その答えを考える
 →知っていることを教えてお金を頂くのはコンサルタントとして邪道
 →お金をもらうのは「考える」であり、そこにかかる時間と労力への対価
・経営者とコンサルタントは選手とコーチと同じ関係である
・コンサルタントは「あるべき論」を語るな。現状を多面的に把握し、事実を語れ
・地頭こそがコンサルタントにとっての最大の必須能力
・限られた時間で最大限の情報を引き出すためには「仮説」が必要
・現場での発見をグラフに落とす
 →何をx軸y軸にするかが一番重要
・プレゼンテーション能力はコンサルタントにとって必須

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2016年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コンサルティング会社を率いる筆者が自身の体験を基に、コンサルティングとな何かを語る。実体験の記載が多く、コンサルティングについて体系的にまとめたというよりも、熱意とか気持ちが伝わる本になっている。
気になった内容
・何をX軸、Y軸に置くかがコンサルタントの能力
・スライドは1枚5行、1行15文字に集約する(1スライド2分のプレゼン)
・何が問題かを定義することが重要
・あくまでも事実ベース、現場から情報を得る

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2012年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦略コンサルティングに大切なこと、
1、地頭力 2、素直さ 3、努力 4、打たれ強さ 5、運

他には、プレゼンと仮説をぶつけること。
地頭力とは、堀さん曰く鍛えられるものではなく、生まれもったもののよう。

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2012年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドリームインキュベータの堀さんの本。

基本的に戦略コンサルティングはプロフェッショナルな職業で、優秀な人材の中でもさらに優秀な人しかやっていくことはできないという語り口調。
戦略コンサルティングの意味は何か?という視点からの文であり、30年間コンサルティングを続けてきた堀さん自身の人生が有意義であったことを語ることが、この本を出版した目的ではないかと感じた。
あまり読んでいて面白くなかった。
ただ、堀さんが非常に魅力ある人なんだろうなというのはわかる。
こういう人は、実際に会ってみて話をするのが一番魅力が伝わるのではないかと感じた。

最後のドリームインキュベータに関するお話は非常に面白かった。
「政策×戦略×技術」を実践されているのは非常にエキサイティングな印象を受けた。

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2012年02月03日

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